staff 安藤
自由が丘の新築賃貸住宅【Hill Terrace J3】。正面にはサルスベリを植えました。芽がなかなか出てこなくて一時は心配しましたが、いまではきれいな花を咲かせて、私たちを楽しませてくれています。
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花はピンクと白のブレンド?サルスベリは小さいころから馴染みがあり、個人的に大好きな木です(私の
サルスベリへの愛(?)についてはこちら・・・)。「百日紅」と書くその漢字から分かるように、他の花より開花期間が長いのが特徴。灼熱の夏、人間でさえ気力を失いがちななか、元気に花を咲かせるその様子に、胸をうたれます。いまは熱中症も怖いのでそんなに無理はしませんが、ちょっとくらいの暑さでめげてどうするの、と喝を入れられているようで、気持ちも引き締まります。
大木にみられるボコボコした太い幹から、男性的な力強さを昔から感じていましたが、一方でその葉は小さく花も縮れていて可憐。女性的な美しさもあって、なんだか不思議な印象を与える庭木ですね。
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staff 安藤
4月に千葉の市川から自由が丘に引っ越しました。事務所の近くに住むようになって一番変わったことは、通勤時間が劇的に減り、時間に余裕をもてるようになったこと。朝起きてから事務所へ行くまでの間にゆとりをもって過ごせるというのは、大きな収穫です。もちろん市川に住んでいたのも相応の良さがあってのことだったのですが、これまで片道1時間かけて通勤していた私は、職住一致とまではいかないまでも、職住近接にはこんなにメリットがあるのか、と驚きました。
朝、身体を動かそうと思ったときに、ジョギングが一番気持ちよくて達成感があるのは分かるのですが、いまは暑すぎるし、どうも腰が重くて、、、という時も。そういう時は、自転車に乗って走るようにしています。最近の日課は、世田谷の松陰神社まで行ってお参りすることです。
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朝は割と人気も少なく、静か。参拝したあとに大木を眺めると、単純ですが少し心が洗われるような気がします。

吉田松陰に関する本を読むと、松下村塾の門下生を指導した言葉のなかに、仕事にも通じるものがあって勉強になります。例えば、他人から学んだこと、経験して気づいたことはすぐに書き記す(メモする)ことが大事であること。一日にほんの少しを学ぶのであっても、一年経てば相当の量を得るということ。ただ知識を得るだけでは意味がなく、実践することが肝心であること。いずれも、決して初めて聞くような新発想ではなく、当たり前といえば当たり前ですが、そういう基本の蓄積が大切なのだと気づかされます。
そんな学びの気持ちへと導いてくれる場所です。
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staff 安藤
イベントで出会った絵本専門店で「絵本の定期便」を頼むようになったのが2年前。毎月1~2冊の絵本が届くようになり、いまは自宅の本棚の一角を絵本が占めています。絵本を自分で選ぶと言っても難しい。こうして向こうからやってきてくれるから、楽しみやすいのかなと思います。
絵本の定期便について
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今回この本屋さんが絵本とコーヒーをセットにした企画をSNSで展開していたので、興味があり、注文しました。「環境」をテーマに選んだ海外の絵本と自家焙煎コーヒーの組み合わせで、ふと立ち止まってコーヒーを飲みながら、自分のこと、まわりのことを考えてみる、そういう贅沢な時間を過ごしてみては、というコンセプトに共感しました。
絵本は「forest=森」のストーリー。木が生い茂る自然の森に人間が手を加えていき、時間を経て街になったけれど、汚れた大雨で建物は流され、残っていた1本の木からまた森になる、という循環の話です。手を加える人間側としては、ただ「自分だけはそんな傲慢な人間ではありたくない」と一言で片づけることができないくらい、壮大なテーマです。いくら人工的になってもいずれ壊れ、自然が生き残る、それくらい自然は強いものだ、と考えることもできるし、そんな大いなる自然に抗おうとするから汚れた雨に流されることになるのだ、という人間に対する戒めとも読めます。
いま自分は、目先のことだけに一喜一憂していないだろうか。これまで来た道を冷静に振り返ったり、こらから進む道をよく目を凝らして見たりすることを、目の前のことで忙しいからと言っておろそかにしてはいないだろうか。仕事が思うように進まないことをウイルスのせいにして、自分で解決する努力を放棄していないだろうか。
なんだかギスギスして、居心地の悪い思いをすることも最近多いですが。いま目の前にある危機・脅威をなんとか乗り越えるカギは、こうやって心に余白を持たせる時間にこそあるのではないかと、思いました。
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staff 安藤
新年明けましておめでとうございます。
ゼロワンオフィスでは現在、自由が丘で2つの賃貸マンションプロジェクトが進行中です(at will/自由が丘→
賃貸入居者募集開始しました!)。同時に、神奈川での木造住宅の設計が着々と進んでいます。
また、昨年は京都でホテル・カフェの設計に携わりました。既存建物をリノベーションし、1階ではフィンランドの建築家アルヴァ・アアルト設計の書店内のカフェ「カフェ・アアルト」の2号店がオープン。そして上階はカプセルホテルとして生まれ変わりました。設立30周年という節目でもあり、新しいことにもチャレンジすることができ、非常に充実した一年でした。
本年も、変わらぬご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
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正月休みは実家でゆっくりと過ごしました。箱根駅伝では母校が頑張っていることもあり、二日間テレビの前でその力走を見守っていましたが、毎年、母校の健闘以外にも注目しているものがあるんです。それがサッポロのコマーシャル。「大人エレベーター」エレベーターの扉が開くと、その階数の年齢のゲストが登場してインタビューにこたえるとういもので、ゲストの人生観や仕事観に触れ、刺激を受けることが多いです。今年は58階、脚本家の三谷幸喜さんでした。
https://www.sapporobeer.jp/beer/「喜劇は、お客さんの反応がダイレクトに伝わってくる。『笑ってくれた、嬉しい』という気持ちになれる方が人として健全と思える。逆に『よし、泣かせてやったぞ』とは思えない。泣かせるのは、しちゃいけないことをしている気がして」
なるほどそういう捉え方もあるのか、と感心(確かに、感動して泣くのも時には気持ち良いですが、泣いている姿は恥ずかしくて他人には見られたくありません。本来「泣かされること」は嫌なことで、「泣かすこと」はその嫌なことを強いることなのかもしれません)。と同時に、ダイレクトなリアクションがあってそこに仕事に対する喜びを感じるという点は、著名な人であっても、自分であっても同じなんだということを再認識しました。
そこでふと、彼にとっての「お客さんを笑わせること」は、自分にとって何だろう、と考えたときに、お仕着せでない自由な住まいを供給して、一人でも多くの人に自由設計の暮らしの良さを知ってもらうこと(欲を言えばその結果「ありがとう」と言ってもらえること)だ、という初心に行きつきました。サッポロ、おそるべし。
昨年はコーポラティブハウスの新規企画こそできませんでしたが、今年はまた新しい企画を打ち出せるよう取り組んでまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
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staff 安藤
急に寒さがやってきて、クローゼットからコートを引っ張り出したり、しばらく休ませていたエアコンをつけたりしています。まだ早いだろう。まだ11月だし。エアコンをつけた自分に少し罪悪感を感じ、真冬になったらどうなっちゃうんだろう、と先行きが不安になりましたが、気づけば来週はもう12月。時間はあっという間に過ぎていく、という言葉を身をもって感じるようになりました。
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事務所のあるJ-alley。今年もエントランスにリースを飾りました。
冷たい空気が心なしかあたたかくなったように感じます。
また、夜はツリーのイルミネーションがお出迎えしてくれます。
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staff 安藤
3年前に手掛けた自由が丘のテナントビル
「Le ciel bleu」。
ここにオリーブオイル専門店によるレストランがオープンしたので、
スタッフ皆で食事に行きました。

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OIL&VINEGER RESTAURANT瑞穂
https://oilvinegar.jp/restaurant/各国から仕入れたオリーブオイルやビネガーを量り売りしています。
オレンジやレモン、ローズマリー等の風味を楽しめる
フレーバーオリーブオイルもたくさん。
いろいろなものを少しづつ買って料理で試してみるのも面白そうです。

ディナーもオリーブオイルやビネガーを使った料理が中心。
鮮魚にさわやかなオリーブオイルが合っていて、おいしかったです。
メイン料理は店内仕込みのビーフシチューをチョイス。
柔らかい牛肉の味はもちろん、器類も含めて楽しむことができました。


1階とは対照的に開口を絞り、外からの視線をほどよく遮った2階空間。
とはいえ、自由が丘の賑やかな通りの風景を眺めながら食事を楽しめます。
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staff sato
梅雨時で日照が少ない日が続いているこの頃、気分転換に
GW頃から梅雨前に撮影したJ-alleyの植栽画像をアップします。
GW頃のモッコウバラ

建物南側のガラスフェンスに沿っていい感じに成長しています。
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アレイでプルーンパーゴ

ゼロワンのバルコニーで成長中の植物達
バラの原種/キフツゲート

オンファロデス

スカビオサ/ファーマ ティープブルー
昨年種を撒いて開花した苗、今年も咲いてくれてありがとうという感じです。

それでは、真夏を過ぎた頃にJ-alley植栽情報またお知らせしま-す。
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staff 安藤
ゼロワンオフィスはこの5月で設立30周年を迎えました。多くの方々に支えられ、ひとつの節目を迎えることができたのだと思います。関わりを持つことができた皆様には、感謝の気持ちでいっぱいです。
設立30周年!ということで、現役スタッフだけでなく、ゼロワンオフィスから巣立ったOB・OGを招いて30周年を祝うパーティを先日行いました。それぞれの道を進み、活躍している卒業スタッフからは貴重な話を伺うこともでき、現役スタッフとしても刺激を受けました。ゼロワン初期の頃のスタッフをはじめ、昔のエピソード等に花を咲かせていました。
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最後は出席スタッフ一同で代表の伊藤にサプライズプレゼント。記念品は花束と、30周年にちなんで鉛筆30本!ゼロワンオフィスのロゴ入りです。この鉛筆が少しづつ芯を減らしながらも長く使われ続けるのと同じように、ゼロワンオフィスもさらに長く建築の設計を続けていけるようでありたいという思いを強くしました。

30年前といえば平成元年。平成の歴史はゼロワンオフィスの歴史、と言っても良いのかもしれません(言いすぎでしょうか)。その時私は当然在籍しておらず、まだ右も左も分からない子供でしたが・・・。そんな頃から続いている仕事にいま自分が携わっているということを、誇りに思います。
そしてこの節目に元号は令和に変わり、新しい時代を迎えました。社会を取り巻く環境は大きく変わり、ライフスタイルも多様化しています。また、住まい手が主体となってつくるコーポラティブハウスについても、それに代わるような住まいの形がどんどん現れてきています。住む場所を所有せず、「他人と共有する」という考え方においては、いまシェアハウスが多くなっていますし、中古住宅を取得してフルリノベーションをすることで、自由かつ比較的安価に、自分らしさを表現した住まいをつくることもできます。企画者の視点に立てば、資金調達手法もこれまでは自己資金や銀行のローンがメインだったのに対し、いまだったらクラウドファンディングを使って出資者を募る(第三者を味方につける)といったこともできるかもしれません。このように住まいの選択肢が大きく広がっている現在、私たちが提供すべき価値はどこにあるのかということを、きちんと考えていかなければならないと強く感じています。
実際、いま取り組んでいるプロジェクトで新しいことに挑戦したりもしています。これからも、常識にとらわれずに新しい価値を提供できるような建築の設計を行ってまいりますので、これまでと変わることなく、どうぞよろしくお願いいたします。
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staff 安藤
以前自宅の家具を製作してくれた家具屋さんが、スツール製作のワークショップを企画したというので参加してきました。
つくったのは、無垢の木(今回はクルミ材)を使ったシンプルなデザインのオリジナルスツール。実際つくれるかどうか不安でしたが、それでもやってみたいと思ったのは、買うのとはまた別の愛着を持つことができるのではないかという期待があったからです。
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ワークショップは相模原にある家具屋さんの工房にて。素人が一からつくることはできませんので、部材の加工は済んでおり、それを組み立てるという作業が中心でした。

とはいえ、ホゾを金づちで叩いて(木殺しといいます)組み、接着剤の水分で再度膨らませたり、ホゾの断面に切り込みを入れて組んだのちにクサビを打ったりして、接合部の強度を持たせる工夫をします。えっこんなに不器用だったのか自分は、と半分びっくりしながらでしたが、ひとつひとつ作業工程を覚えていきました。
ホゾの断面、鉛筆で印をつけている部分にのこぎりで切り込みを入れます
切り込みをいれたところ
脚部を組んだのち、切り込みにクサビを打ち、ホゾの断面を広げてがっちり固定させます
このあと脚部からでっぱったホゾやクサビを切り、サンドペーパーをかけます最後に座面をつけて、完成。入隅部分にはみ出た接着剤は仕上げのオイル塗布後に目立ってしまうので念入りに除去し、またサンドペーパーで全体を平滑に仕上げます。ひととおり終わった状態が、冒頭の写真です。
仕上げのオイルは持ち帰り、自宅で2日かけて2回塗りしました。多少のムラは見られますが、これも自分でつくることの醍醐味ということで・・・。

今回スツールをつくって強く感じたのは、自分がつくることで特別な愛着が生まれるということ以上に、過程を知ることでつくり手の苦労や工夫、努力に気づき、つくってもらうことへの感謝の気持ちが増したということ。もしもつくる過程に関心を持たないで過ごしていたら、なかなか気づかないと思います。目に見えない部分も含めて、さまざまな工夫(一例として、木殺しやクサビ)があるからこその家具なのだと思うと、ありがたくも感じるし、より大切にしようと思えるのではないでしょうか。
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staff 安藤
ゼロワンのコーポラティブハウス#10
【tradica/吉祥寺】。
現在、303号室の入居者を募集中で、
ご検討いただく方の案内で、週末を中心に訪問しています。
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その土地や周囲の街並みが持つ伝統を現代に引き継ぎ、さらにこれから時間が経っても色褪せることなく、むしろ味わいになるような建築を目指して設計しました。コンクリートや木、鉄といった複数の素材がその表情を変えることで、時間の経過を感じることができます。今年の夏で竣工後8年を迎えますが、街並みにすっと馴染み、訪問する度にその堂々とした佇まいを肌で感じます。
昔からあった松の木を残し、共用部にたくさんのグリーンを配したのも、これまでの緑豊かな環境を引き継ぎ、建築との共生を図るため。アプローチから各住戸の入り口まで住まい手を誘導する里庭を、梅やシマトネリコ、ヒメシャラ、カエデといった様々な種類の樹木が彩っています。

そして、これらの樹木の手入れ、草花の植え替えなどを入居者が率先して行っている点も見逃せません。前回訪問した時にはなかったところに新しい花が植えられ、それがきれいに咲いている様子を見ると、住まい手が愛着をもって育てるコーポラティブハウス本来の良さを改めて教えてもらえた気がして嬉しくなります。

このtradicaで一緒に暮らす仲間を募集中です。緑豊かな里庭を楽しみながら歩いた、一番奥の最上階。共用部の自然環境だけでなく屋上からの眺望も抜群で、最上階住戸ならではの魅力です。個別にご案内いたしますので、ぜひご覧ください。
■募集ページ
http://01-office.co.jp/bosyuu/tradica303_resale.html■内覧予約
http://01-office.co.jp/form/tradica303_toiawase.html◇住戸概要
■所在地:東京都武蔵野市吉祥寺東町1丁目
■交通:JR中央総武線・京王井の頭線「吉祥寺」駅 徒歩9分
■所在階:3階
■専有面積:79.4㎡
■住戸価格:7,980万円
■管理費:月額16,615円
■修繕積立金:月額8,860円
■屋上使用料:月額3,110円
■駐車場:あり(月額25,000円。現在空き無し)
■駐輪場:あり(月額500円/台)
■引渡時期:相談
■火災保険:日新火災海上保険㈱ 要加入
■お問合せ先(担当:安藤)
mail: zero-one@01-office.co.jp
tel: 03-5731-2644
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