staff 安藤
自宅近くの花屋の店先できれいな花が目に入り、思わず手に取りました。ちょうど街で梅を見るようになった頃だったので、梅の花をさりげなく部屋に飾るのも良いなぁと思ったら。店員さんに「桃です」と言われました。
おいおい。梅と桃の区別もつかないのかい、自分は・・・。
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と思って、梅と桃、それから開花期が近い桜の花をよくよく見比べてみると、割と似ていることに気づきます。これまで街で桜と梅を見間違えることはなかっただろうとは思うものの、でも混乱するのも無理はないかなぁ、と自分を正当化しています。
開花期はおおむね梅→桃→桜といったところでしょうか。梅は1月下旬には咲き始めますので分かりやすいですね。ただ最近は冬も暖かく感じるので、梅と桜の両方が咲いているなんてことも多いと思います。桃は桜と開花時期がほぼ重複していて、これからが本格的に咲く時期ですね。
花屋の店先に桃があったのは、桃の節句が近いからか?そう気づいたのは買って帰ったあとでした。もう3月になるんですね・・・。
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staff 安藤
暮らしの中の家具の役割について、ここ最近よく考えています。
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コーポラティブハウスを企画する立場として、いままでは「自由設計の住まいづくりでは、思い通りの家をつくることができますよ」というアピールをしていました。家事動線を考えた間取りにするとか、好きな仕上げ材を選ぶとか、浴室に凝るとか・・・力の入れ具合は人によって様々ですが、要は設計段階で自分の好みを反映できる点が自由設計の最大のメリットだと思っていました。
しかし最近は、なにも建築でつくりこまなくても、置くもので自分らしさを表現し、快適さを生み出すことができると思うようになりました。その最たるものが「家具」です。
家具を自分好みのものにする、ちょっと気分転換に変えてみる。暮らしを包む家自体はそれほど凝っていなくても十分に楽しめるのだと気づいた瞬間、なんだか肩の力が抜けて、現在進行形で暮らしを楽しむコツがつかめたような気がしました。
ちなみに私はお気に入りの壁面本棚を中心に、自由設計で住まいをつくりました。本棚には日々新しい本や雑貨が並びます。こうしたものの入れ替わりに目を向けると、暮らしを楽しむきっかけが劇的に増えると思います。
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staff 安藤
自分の身体の声に耳を傾ける、といったらちょっと大げさに聞こえますが、身体を大切にしなければならないなぁと感じることが最近多いです。私の場合37年間、何の不調もなく過ごすことの方がむしろ奇跡で、当然いろいろなことが起こります。体調がすぐれないことに落ち込むこともあれば、驚くほどの回復力に、生命の神秘性のようなものを感じることもあります。
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身体と医療に関する、最近読んでいる二冊の本を紹介します。
「いのちを呼びさますもの」は医師である稲葉俊郎氏のエッセイ。脳なら脳、心臓なら心臓、というように身体の一部分の病を治すという視点から一歩出て、身体の全体性を取り戻すことの必要性を主張しています。頭痛や腰痛といったひとつひとつの症状は、その部分が不調であるだけでなく、別の部分の不調が巡って表出したものかもしれない。だから部分を見るのではなく、身体全体の関係性を見ることが大事なのだ、ということが分かります。
もう一冊の「見えないものに、耳をすます」は、稲葉氏と、音楽家の大友良英氏との対談をまとめたものです。大友氏はNHKのドラマ「あまちゃん」の音楽を手掛けた方として有名ですね。対談からは医療と音楽に共通する芸術性を感じることができ、面白いです。稲葉氏も、「すぐれた医療は芸術であり、すぐれた芸術は医療である」と言っています。
特に、世界的に感染症が蔓延しているいま、どうしたら自分の身体が無理なく快適に過ごすことができるのか、どうしたら身体がSOSを発するのか、真剣に考えるタイミングなのかもしれません。
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staff 安藤
自宅の玄関前にはアルコーブがあって、コンクリートの立ち上がりがあります。そこにちょっとした草花を置いて楽しんでいます。
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リビングの窓から眺めるとか、そうやって楽しむ場所ではありません。目に入るのは朝家を出るときと、夜帰宅するとき。先日休みのときは一日外出せず家にこもっていたので、全然見ていません。水をやるのは今の時期は1週間に一度くらいでしょうか。
それでもここに置いたのは、パティオに面したこの場所に置いたら、そこを通る他の入居者も楽しめるかもしれないと思ったから。草花に限らず、別になんでもいいのですが、自分だけでなく、周りもちょっと気が晴れるきっかけがあると良いなぁという些細な気持ち。それに気づいたのは、割と最近のことかもしれません。
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staff 安藤
スタッフ丸山の誕生日を祝って皆でケーキを食べました。今回は八ヶ岳の素材をテーマにした
「YATSUDOKI」のショートケーキをチョイス。
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個人的にミルクレープがお気に入りで、スタッフにも喜んでもらえるのではないかと思い選びました。断面を注視してクレープを数えてみると、17枚くらい重なってました。つくるのにどれだけ手間暇がかかるのだろう。

YATSUDOKIはシャトレーゼの都心型ブランド。昨日、そのシャトレーゼが亀屋万年堂の全株を取得したとのニュースを聞いて驚きました。私にとってのシャトレーゼは地方にお店をもつアイス屋さんというイメージ。確か昔、実家の隣町にありました。老舗感のある亀屋万年堂を子会社化してどんな商品が生まれるのか、楽しみです。はい、甘党です。
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staff 安藤
コーポラティブハウスの管理組合運営サポートをしていると、入居者同士の集まりにお誘いいただくことがあります。ありがたいことです。入居者の輪に入っていると、自由設計の住まいづくりをして良かったこと、楽しかったことなど(もっとこうした方がよかった、というようなことも)貴重な話を聞くことができて、今後の住まいづくり・企画の参考にもなります。なにより、コーポラティブハウスらしさを感じて嬉しくなりますね。そんな思い出話をちょっと。
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☀☀☀
8月。ちょうど暑い頃でしたが、共用部に集まってテーブルを並べて、持ち込み料理を食べながら和気あいあい過ごしたことがありました。お子さんに「久しぶり~」「大きくなったねぇ~」なんて声をかける方も。竣工時には小さかった子供も、いまは大学生だったり、社会人になって独立していたりしますから、(当たり前ですが)建物とともに住まい手も成長しているのだということを実感します。
「若いころに自由な住まいづくりを経験しておくべきだと思う」とか、「コーポラティブハウスにして本当によかった」とか、そういう感想を聞くと、本当に嬉しいですし、コーディネートの仕事をやっていて良かったと思います。きっと設計者も、そういう言葉を糧にしているから次の住宅の設計ができています。
☁☁☁
12月。毎年入居者で集まってクリスマス会を行う管理組合があります。恒例のビンゴによるプレゼント交換は大盛り上がり。プレゼントは2,000円前後、と気張らないルールを決めて、皆さん楽しんでいます。そして入居者でないのに私もちゃっかりその輪に加わったり。
こんなときプレゼントはどういうものを選んだらよいのだろう。そう考えるとたいてい、そのコーポラでの暮らしがちょっと盛り上がるようなものがいいなぁ、という結論に落ち着きます。選んだものは絵本だったり、草花だったり、文房具だったり、その時によって違いますが。プレゼントを選ぶというのは本当に面白いですね。
「来年も来るよね?」帰り際、当たり前のようにそう言ってくれた入居者の言葉を、いまでも覚えています。
★★★
昨年はこうした集まりもなかなか開けなかったようでした。いつも通りの、コーポラティブハウスならではの風景を、元通りに戻さなければならないなぁと思います。
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staff 安藤
ゼロワンオフィスでは住宅を企画・設計する際、積極的に地下住戸をつくっています。地下の居室部分の面積が緩和されるので、法的制限のなかでより多くの室内空間をつくることができる、というつくり手側にとっての経済的なメリットもありますが、工夫次第で快適な居住性を確保することができて、地上階、上層階の住戸とはまた違った暮らしができるという理由もあります。
地下住戸のひとつの特徴に、「吹き抜け」があります。吹き抜けを通して地上の景色や陽射しを地下の居室に取り込みます。
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外からの視線などを遮りつつ、青空や緑を眺めたりできることがいかに快適かということを、私も吹き抜けのある地下住戸に暮らしてみて初めて気づきました。そして夜にはちょうど窓の外に月が来たりして・・・タイミングにもよりますが、これをめがけて窓の設計をしたのではないかと驚きました。
自由設計でつくる住まいは、内装にどういった素材を使うかということだけでなく、外の環境をどのように取り込むかということもコントロールできるのが良いですね。私にとってのそれが、青空や月、緑といった、吹き抜けの窓越しの景色でした(最近、隣家の建て替えで大きな木が切られ、見えなくなってしまいました。事情はあるのでしょうけれど、残念です・・・)。
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staff 安藤
年末年始休み中、自転車で自由が丘から浅草まで行ってきました。
好きでよく行く本屋さんが田原町にあり、
そこへ電車ではなく自転車で行くことに挑戦してみようと思ったからです。
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昼前。緊張感も持たず軽い気持ちで出発したのが良くありませんでした。
都心の道路は信号も多くなかなか思ったように進まず、
また目黒の急な登り坂が足腰を痛めつけ・・・。
ヘトヘトになりながらようやく着いたころには、
腿が痛くて正直本屋を楽しむどころではありませんでした。
ジョギングだって続けなければ体力はつかず、急に始めても走れません。
自転車だって同じこと。
続けなければ遠くへ行くことができないのだと実感しました。
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本日より2021年の業務を開始いたします。
今回は少し長めの年末年始休業とさせていただきました。
しかし年明け早々に二度目の緊急事態宣言・・・。
まだまだ油断せず、引き続き辛抱する時期なのだなと思います。
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ゼロワンオフィスでは昨年、自由が丘で賃貸集合住宅2棟が完成しました。
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Hill Terrace J3□
J・court-raijin自由設計の楽しさを賃貸にも取り込む事業手法も試み、
ゼロワンオフィスにとって新しい挑戦が形になった一年でした。
コーポラティブハウスの新規企画はできませんでしたが、
昨年からの厳しい社会的情勢にも負けず、
また新しい価値を発信できるよう、取り組んでまいります。
本年も変わらぬご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
皆様に幸多き年となりますよう、心からお祈り申し上げます。
ゼロワンオフィス スタッフ一同
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staff 安藤
気づけばもう12月。
今年の初めにやってきた脅威とここまで時間をかけて戦うことになるなんて、思ってもいませんでした。正直、数か月もすれば収束するのだろうなんてのんきに構えていた自分が恥ずかしい・・・。大変な苦難を強いられる方も多いでしょうし、きっと生涯忘れがたい一年になるのだと思います。
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現実的な救済策を誰もが求める最中、こうした季節ごとの慣習で心にゆとりを取り戻せる気になれるのは、例えそれがなんとなくの気持ちの問題に過ぎないのだとしても、それはそれでいいことなのかなと思います。人の心のゆとりの少なさが、今回のコロナ禍で露呈したといっても良いのかもしれません。楽観的過ぎると言われるかもしれないけれど、自分の身のまわりの狭い範囲だけでもいいから、なんか心がほっとするようなちょっとしたスイッチがあるといいなぁと思います。
・・・というわけで、事務所のあるJ-alleyのエントランスにリースを飾りました。アレイにはイルミネーションも。さて、少し気が早いですが、年末年始、自宅にはどういったものを飾ろうか。考えるのも面白いですね。
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