建築家コラム vol.10/「谷口吉生」 [建築家コラム]

staff..戸田真..
谷口吉生(たにぐちよしお:1937~)

東京生まれ。慶応義塾大学工学部卒業、ハーヴァード大学建築学科卒業、建築学修士。
丹下健三・都市・建築設計研究所を経て、谷口建築設計研究所設立。父は建築家の谷口吉郎。

美術館、記念館、博物館等の建築で名声を浴び、数々の賞を受賞。
日本建築学会賞には2度も輝いている。(1979、2001年)
代表作には資生堂アートハウス土門拳記念館東京都葛西臨海水族園
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館東京国立博物館法隆寺宝物館などがあり、
そして、昨年11月にリニューアル・オープンを迎えたニューヨーク近代美術館(MoMA)の増改築の設計者として、いま世界中でもっとも注目を集めている建築家であると言えるでしょう。

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<東京国立博物館法隆寺宝物館>

そんな谷口建築の特徴は、やはり直線的な箱型の建物、緻密に計算された光と影、建物周囲に配された水や緑との艶やかな調和ではないでしょうか。
そして何を躊躇う事もなく堂々と聳え立ち、
いかにそこに『在る』かを定義付けるその表情。
それら完成後の事項に関しては、以前もコメントとして多少触れているので、
今回は少し違った形で谷口建築にやわらかく触れてみたいと思います。
・・・それに至る経緯の部分を含めて・・・
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ハザードマップ?大雨洪水警報?? [プロジェクト進行中!]

桜並木プロジェクトの敷地は、東京都が作成したハザードマップで見ると黄色エリア=「浸水の危険あり」に入っているのです。
驚くことに、都内のあちこちが黄色で、海や川のそばなんて真っ青!ほとんど水没です。たとえば中目黒は言うに及ばず自由が丘駅に始まり、都立大、緑ヶ丘駅、学芸大、祐天寺駅周辺はすべて、(もちろん駅周辺だけでなく)つまり、ほとんどが浸水危険エリアになっています。本当かなあ。。。

過去の実績図を見ても、区役所で調べても、古くからの地元の人に聞いても計画地界隈で水害は無く、危険を感じたことも無いとのことなのですが、、、とは言え、あんな地図を見てしまうと自分の目で確かめたくなります。
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前日からの雨もいよいよ激しくなるのか、大雨洪水警報が出たので、現地視察に向かいました。
素足に短パンをはいて、上半身はヤッケを羽織っての万全の準備をして、勇み足で出発したのですが、、、、どうしたのでしょう?雨が止んできました。それでもこの24時間の雨量はかなり多いはずなので、雨水の集水升マンホールの水位等をチェック。周辺の状況を見ましたが、まったく水害の心配につながるようなものは見当たりません。逆に水はけの良さに感心したくらいです。

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台風の進路 [murmur語録]

前にもどこかに書いたことがあるかもしれないが、いつも不思議に思うことがある。
台風の進路だ。決まって気象庁の予想より東にずれる。
今回だって、最初は関西に上陸する危険性が、、、、が次第に東海関東直撃の本州縦断になり、実際は房総半島のほうを通りそうだ。
地球が自転していて、偏西風があり、太平洋に高気圧がある、、、、理由はさまざまだろうが、いつも同じ方向にずれるから、個人的にそれなりの修正をして聞いている。
予想と実際の進路のずれの統計を取って、修正するって言うのはどうなのだろう?そのほうが的中率が上がると思うな。

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夏はやっぱり、ひまわり [@自由が丘]

目黒線奥沢駅より田園調布のほうへ少し行ったあたりの線路際は、ひまわりロードと名づけられ、毎年ボランティアが種を蒔き、ひまわりでいっぱいになる。今年は種まきは行われなかったようだが、去年の落とし子だろうか?数本が元気よく咲いている。
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プロの倫理:「知りながら害をなすな」 [murmur語録]

「プロフェッショナルの責任は、既に2500年前、ギリシャの名医ヒポクラテスの誓いの中にはっきり表現されている。「知りながら害をなすな」である。プロたるものは、医者、弁護士、マネジャーのいずれであろうと、顧客に対して、必ずよい結果をもたらすと約束することはできない。最善を尽くすことしかできない。しかし、知りながら害をなすことはしないとの約束はしなければならない。。。。
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バイオ燃料 [murmur語録]

経済産業省は、温室効果ガス排出を減らすため、植物からつくられるアルコール(バイオエタノール)を混ぜたガソリンを、08年にも国内で自動車燃料として流通させる方針を固めたそうだ。
はたまた、なんとも出遅れた感のするニュースだ。海外では一般的に見られるバイオ燃料も国内では業界の反対もあって、今までは実質ゼロだったという。あのアメリカでさえ、エタノール混合燃料は12%もあるので、日本車もアメリカ輸出用はバイオ燃料対応車になっているという。複雑な気分。
でも、そうだ!身近なところにホッとするバスが走っている。


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建築家コラム vol.09/「安藤忠雄」 [建築家コラム]

staff 中島永弼
安藤忠雄(あんどうただお:1941~)

安藤忠雄氏、いまや言わずと知れた日本を代表する建築家。
氏の建築は、コンクリート打放しの壁、壁、壁、、、もはや代名詞ともいえる打放しの壁を、単純かつ大胆に、そして精緻に重ねて造り出されるものが多い。
しかし、なぜ打放しなのであろうか・・・
普通、コンクリート打放しといえば重たく、冷たさを感じる素材というイメージが強い。
しかし氏の作品の中に入り込んだとき感じるのは、そのストイックな表情の中に垣間見える光や風、自然の奏でる詩的な世界だ。
一見逆説的なストーリーだが、均一な、存在感の強い壁よりも、そこにできた間、空間に描かれる見えない線こそが氏の作品を建築へと昇華させていく。
そこには日本人独特の概念、侘び寂にも通じるものを感じてやまず、打放しでなくてはならない理由がそこに見え隠れしている。
また、大胆な動線のとり方にも、計算された緻密さが秘められている。
近つ飛鳥博物館のアプローチや真言宗本福寺水御堂などその最たるものだが、劇的な空間がいつもどこかに用意され、水の中に沈んでいくような感覚や、アールのついた壁で切り取られた吹抜けで得られる吸い込まれるような感覚は、見るものを半ば強引に空間の中に引きずり込み饒舌に身体へと訴えかける。
強い軸線を伴った幾何学的な平面、シンプルな構成に見えて複雑で大胆な仕掛けは、敷地にしっかりと根をおろした風景の一部になっていく。

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店長さんがやってきた。 [01スタッフより]

staff たか

店長さんが、「手羽先のお土産を持って」、やってきた。
ある日の夜23時、ゼロワンの残業を気づかって、とり鉄自由が丘店の店長さんがじきじきに持ってきてくれたのが、この手羽先。贅沢な夜食として、残業中のスタッフでおいしくいただきました。ありがとうございました。
先日のZERO-ONEの日(6/17)に引き続き、これからもご近所付き合いは続きそうです。

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「LiVES vol.22」 本日発売! [01スタッフより]

staff たか

本日発売の「LiVES vol.22」 は、ゼロワン特集(?)と言わんばかりに、ゼロワンの物件がたくさん紹介されています!まず、「見せる、飾る。オープンキッチン」特集では、三茶ハウスT-treppeの他、所長である伊藤のキッチンに関するコラムが掲載。また、「DESINER'S 物件レヴュー」で先月竣工したばかりの松庵プロジェクトが。そして、「コーポラティブハウスニュース」では西原プロジェクトがそれぞれ紹介されています。書店にお立ち寄りの際には、ぜひ手にとって、記事を読んで、そのままレジに向かうようにしてください(笑)

lives22

Living & Lifestyle Magazine LiVES

禁煙してみようかな [murmur語録]

身に余る贅沢!桜並木PJ.に申し込んだので、
目に見える、節制&摂生も必要であろうと禁煙をもくろんでいる。
喫煙生活28年、延べ40万本以上、毎日欠かさず吸ってきたタバコとお別れになるはずだ。
一本10円としても400万円!!(過ぎたことは語るまい。。。。)
いままで、理由を問わず一度も禁煙をしたことがない。風邪をひこうが、二日酔いだろうが、、欠かしたことはない。
挫折が怖かったわけではないが禁煙してみようなどと思ったことも、試みたこともない。
よって、禁煙チャレンジは今回が初めてだ。最初で最後の一発勝負にしたいものだ。
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