staff たか
■東京ジャーミィ/渋谷区大山町1-19
代々木上原駅を降りて、井の頭通り沿いに歩くこと数分。ひときわ目立つこの建物が「東京ジャーミィ」。2000年に建てられた現在の建物は、『水とセメントと鉄筋以外の建設資材はトルコから運ばれた』と言うほど、建物全体から細部の装飾にいたるまで本場のイスラム寺院建築の様式が追求されています。西原の計画地からは、徒歩約15分。礼拝場は見学可能なので、散歩ついでにイスラムの空気を味わってみてはいかがでしょうか。
■大きなドームと尖塔が目印。
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■細部からもイスラムの雰囲気が伝わってきますね。
■この幾何学的な模様にも、意味がこめられているのでしょうか?■MDSギャラリー/渋谷区大山町36-18
そして、「東京ジャーミィ」のナナメ向かいにあるガラスの建物が建築家・坂茂の設計した「MDSギャラリー」。坂茂と言えば液晶テレビのCMでもお馴染みの建築家。紙の建築で有名ですが、このギャラリーも例によって構造体に巨大な紙管を使っています。すぐそばにある(イッセイミヤケの)三宅デザイン事務所が運営していることもあり、ファッションや現代美術など、この場所だけでしか見れない展覧会も数多くされているので必見なのですが・・・、今年度で閉鎖されるそうです。いいギャラリーなのに残念です。
■井の頭通りに面した、大きなガラスファサード。
■ガラス越しに見える茶色い柱は紙でできています。[関連リンク]
東京ジャーミィ・トルコ文化センターMDSギャラリー (artscapeより)
「@西原」目次
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夕暮れ前の魚野川。
長野県では千曲川と呼ばれいた川が新潟に入ると信濃川と言う名前になる。片や島崎藤村の「千曲川のスケッチ」。片や、日本一長い川として有名な名前であるのに比べ、谷川岳が源流の魚野川はややマイナーな存在かも知れない。途中、南魚沼郡を日本一の米どころと言わしめたり、上手い酒の源になるなど十分すぎる役目を果たしたのち信濃川に合流、吸収される。千曲川も魚野川もその名前では海まで届かない。
どんよりとした空の下、おおらかに流れる川がとてもやさしく見えた。
新潟中越地震で全壊になった家内の実家の建替えもほぼ完成。
本来であれば長年親しんできた家で生涯をずっと過ごしていくことに何の疑いも不安もなかったはずなのに、突然ふりかかってきた震災の破壊力はすざましいものだ。
自己震災復興事業とも言える今回の自宅再建も言わば、好き好んで新しい家を建てているわけではないのであろう。
年老いた老人は住宅ローンも組めず現金のある人しか建て替えなんて出来ない。老後の為にためてきたお金をすべてなげうってでも建替えをできる人は一部で、仮設住宅などで余生を過ごさなければならない人も多くいることを思うと、新しい家を持てると言うことはとても恵まれた環境なのだろうと思う。
ここが玄関前、床の仕上げ工事の前にドカ雪が降って工事が出来ない。。。。J君によるチェックも入念です。
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震災で家を失った年老いた両親にとっては、新しい家を再度持つことが新たなエネルギーになっていたことも事実。
毎日のように現場に出向き、お茶を出し、掃除をしていたそうだ。
今年の新潟は秋雨前線が11月にずれ込み、長雨続きで、晴れた日が3日しかなかったそうだが、とどめを刺すように12月に入ると今度は歴史的な大雪!!外部の工事はいくつかやり残しが出てしまった。最後ははらはらしたけど、何とか年内に無事入居。新居で新年を迎えると言う最低限のラインは守ることができてよかったですね。婿殿としてもホッとしました。
本当はガンメタリックの外装にしたかったけど、黒い家だけは勘弁してくれと言われ、シルバーにした外観は、近所から「ハイカラな家だねえ」と言われているらしい」(笑)。今度の家は前よりずっと小さいけれど、暖かくて見晴らしもいいし、太陽の光が家の奥深くまで届くように工夫したので快適に暮らしてもらえるものと期待しています。娘たちの強い意見でコタツがない生活、椅子とテーブルにソファの生活になったけど、、、、大丈夫ですよね?腰への負担はかなり軽減されますよ。
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staff たか
先週の日曜日、西原プロジェクト計画地にて地鎮祭を行いました。地鎮祭は、施主である組合員の皆さんと施工業者、設計・コーディネートスタッフが一同に集まり、神主さんをお呼びして、四方祓いの儀、鍬入れ、玉串奉奠など「本来活きている土地を鎮める儀式」です。竣工までの約1年間、何事も問題はなく工事が終わり、建物が完成しますように!
西原プロジェクト、現在の募集住戸はコチラから。
今年もクリスマス用のリースを玄関に飾り付けて、
いよいよクリスマス、年末らしい雰囲気になってきました。
BGMもX'masソングを中心にプレイリストをアレンジしました。
ここ自由が丘の街はいたるところクリスマスデコレーションがあふれていて、とても華やいでいます。クリスチャンでもないし、商業ベースに乗ってるつもりでもないですが、ツリーやリースの飾り付けは1つの季節の行事のような感じで、もう生活の一部のようになっていますね。
こうして、わくわくするクリスマスムードになれるのも今年一年すばらしかったから。あちこち、多くの人に感謝しなくてはなりませんね。
ところで、
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ここ数年ゼロワンオフィスで飾っている
クリスマスリースはすべて生!いいでしょ。
モミノキの枝に小さなリンゴ、赤い実やシナモン、
殻つきの綿花、マツボックリすべて本物なのです。
一ヶ月くらいは十分にきれいな状態を保てます。
つくっているところは奥沢にあるフラワーショップ「アリス」。
欲しい方は紹介します。お値段は大きさによって3000から5000円となっているようです。
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構造計算の偽造問題によりマンションに使用禁止命令が出たり、解体を決めたホテルもでるなど信じられない「事件」の社会的な影響はますます大きくなってきている。
話題の検査機関へ確認申請を出したこともある立場としてはとても微妙な気持ちになる事件だ。
建築の品質は設計監理がしっかりしていることこそ、もっとも大切な部分で、何処の検査を受けたかなんてのは関係ないんじゃないかと考えているが、なにやらデベやゼネコンは民間で取得した確認申請を取り下げ、行政で取り直しをする所も出ているそうだ。それも相当な数らしい。
建築確認申請の意味と定義をもう一度認識すべきではないかと思う。
それより、ずっと気になっていることがある。。。。。。。
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新耐震以前の建築物と今回問題となっている建物とどっちが強いのか?
構造設計者のほとんど、おそらく国交省の人も明確な答えを言える人は少ないはずだ。
言えないというのが正しいかもしれない。
偽造が発覚した建物には使用禁止命令等を出して税金を投入しようとしているが、現実にはそれ以上に危険な建物が多く存在する。これは隠蔽も偽造もされていない
紛れもない事実だ。公共建物など耐震性がないことが判明していても予算がつかず、補強もしない状態で使いつづけている建物がたくさんあるし、もっと言えば、今回退去する建物より避難先の建物の安全性が高いかどうかさえ怪しい。。。。退去後の建物、解体だけは早々に国がやる言うわけだ。
今回、いち早く政府が手を差し伸べた背景は安全と言う実態より、社会の秩序を重んじたと言うことなのだろう。もっと黒い影も見え隠れしているらしいが、、、、
まあ、そのあたりはおいておいて。。。さして興味もないし。
マスコミの報道のありかたにも興味を持った。
「震度5強の地震で倒壊の恐れがある」その意味は保有水平耐力の計算に嘘があったから。
すなわち、一次設計で震度5強までは担保されているがそれ以上の部分の計算の信憑性がないだけともいえる。正確に伝えるには「震度6以上の地震における計算に偽造があり正確な検証がされていない」である。
二次設計に偽造があって「震度5強で倒壊の恐れがある」となっても、「限界耐力法」といった、まったく別ルートの計算をしてみると実は震度7まで計算上耐えうる可能性があることもあるのだ。
よって、偽造すなわち震度5で倒れる=解体にならないわけで、
別の計算方法によっても検証しているので、話はややこしくなる。
いずれにしてもあの[元」構造設計者をかばう気はさらさらない、偽装はしたかもしれないが、バランスよく設計もしたし、実は周辺の建物よりは強度があるぞ!とか、少しは構造設計者としての倫理観や骨のあるところを見せてみろ!と言いたい。プロとして見るべきところがかけらもなく、情けない。
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先週の新潟はもう完全に冬。
小千谷はちょっと暖かくてまだ雨だったけど
湯沢のあたりは吹雪で越後川口のあたりまでは雪景色。

震災復興工事が未だに続いていて、あちこちの道路が片側通行。
冬が来る前にやっちゃえばいいのに。。。。
帰り道、関越トンネルを越えたら絶対に晴れていると、
助手席の人は言う。
にわかには信じがたいが、、、、
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トンネルを抜けたら、ほんとに晴れていた。
月夜野はいつも晴れていて、好き、と。
確かに名前の由来もわかる気がする。
今度は夜に帰ろう。

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staff たか
中庭を囲むように8つの個性が集まるコーポラティブハウス「西原プロジェクト」。
先日、現在参加が決まっている6組のご家族で、建設組合が結成されました。ゼロワン+team2DKの担当スタッフを含め、全員が集まるのは今回が初めてでしたが、時間が経つにつれお互いの緊張感もほぐれ、懇親会が終わる頃には早くも西原コミュニティが出来上がっているようでした。完成するのは来年の秋、今から楽しみです!
■中庭を囲むように、各住戸の玄関が設けられている。
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また、B住戸の参加者も決定しました!
B住戸はコンパクトでありながら、遊歩道に面した地下階と1階のメゾネット住戸。もちろん間取りの検討はこれから始まるわけですが、大きな吹抜けと3つのドライエリアがあることで、地下階とは思えないほどの開放感が得られるのではないでしょうか。
■B住戸イメージ:地下階から見上げると、遊歩道の木々が見えます。「西原プロジェクト」現在募集中のプラン・価格はコチラから
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staff うの
メンバー限定で募集しておりました上野毛プロジェクトの
一般募集を始めます。
ゼロワンオフィス第8作目となるコーポラティブハウスです。
ありがたいことに、既にメンバーの方から2住戸のお申し込みを
いただきました。
現在募集しているのは、A住戸(B1F-1F)とC住戸(2F)です。
A住戸 61㎡ 4000万円台前半
C住戸 73㎡ 5000万円台半ば
・上野毛プロジェクト募集ページ
http://www.01-office.co.jp/project/kaminoge/index.html計画地は上野毛駅から13分、用賀駅から14分と2駅の中間に位置します。休日に二子玉川へ散策に出かけたり、自由が丘へショッピングに出かけたりするには格好の立地です。また、用賀駅から10分程度で渋谷に出ることができ、通勤にもとても便利です。
そんな利便性の良い場所にも関わらず、私が初めて計画地を訪れたときは周辺ののどかな雰囲気に驚きました。

A住戸の内観イメージ
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環状8号線を渡って二子玉川方面へ歩けば、玉川の方角を見下ろすことができます。その途中には手作りの靴屋があったり、アンティーク家具屋があったり、けして店は多くないですが、地元に根を生やしたユニークなお店があります。
しばらく歩くと高島屋ガーデンアイランドが左手に見えます。
園芸店やインテリアショップが半屋外の空間に並んでいるのが特徴です。入り口では玉川高島屋から無料バスに乗ってやってくる人々が降りてきます。そのバスを利用して上野毛から二子玉川へ行くのもいいアイデアかもしれません。

高島屋ガーデンアイランド
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