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03.トリップトラップ [椅子の話]

staff 神出

ノルウェーにあるストッケという家具メーカーが発売した木製の椅子です。北欧の豊かな自然は独自のデザイン文化を生み、また健康を考えた人間工学の視点から医師や専門家の協力を得てデザインされており、子供が足を置くための丈夫な足のせ板や座面の板が10段階以上も設定ができ、大人になっても充分に使えます。
デザインはとてもシンプルで座り心地は木のぬくもり奥行きのある座面が安定感をもたらし、長時間座っていても疲れない椅子になっています。

トリップトラップ3


>■トリップトラップ/制作年:1972 サイズ:W457・D492・H785

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「すまいの品格」と「建築の品格」--#1 [コラム(blog版)]

国家に始まり女性や親、、、、いろいろな品格が本になっていますが、すまいとか建築の品格というのは、まだ目にしたことがなかったのでちょっと考えて見ました。品格、辞書には、「その人やその物に感じられる気高さや上品さ、品位。 」とあります。上品と言うのは豪華さとは違います。分不相応に豪華なのは、かえって下品になりやすいものです。品格には「分相応の誠実な姿」つまり自分の才能、立場や役割において、成すべきことをなし、してはならないことをしないといった、バランス感覚や襟元の正しさといったような意味合いも含むと言えそうです。

では本題の「すまいの品格」を考えてみます。

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分譲と賃貸どちらが得か? [コラム(blog版)]

この手の記事をよく目にしますが「得か?」という言葉やテーマのせいか、支出する金額の比較ばかりで、「人がそこで生活をする」「満足に対して対価を支払う」という、最もあたりまえの観点が抜けてるところが、むかつきます!笑) 僕ら設計をする立場は、もちろん、コストやスペック、最新設備も大事だけれど、何を一番大切にしているかといえば、言葉にすることが難しく、数字にも置き換えられない「満足」や「幸せ」であったり「喜び」であるわけです。そのあたりにまったく目を向けず、お金の比較計算ばかりしてるのを見てると、何かが欠けていると違和感を感じざるをえないのです。
もっとも、あっちこっちで一生懸命、コストを比較すると言うことは、分譲も賃貸も生涯コストに大差がないということなのかもしれませんし、実のところ誰もわからないんじゃないかとも思います。・・・・と言うことで、このはなし、中身や結果ではなく、すまいに対して損得勘定ばかりしてるそんな姿勢が貧弱なんだなと気が付きました。

02.HIROSHIMA [椅子の話]

staff たか

広島の木工家具メーカー「マルニ」よりこの春発表されたのが、深澤直人デザインによる『HIROSHIMA(ヒロシマ)』。
制作にあたってはハンス・ウェグナーの「Yチェア」に並ぶ定番つくることを目指したそうですが、「Yチェア」と写真のアームチェア、両者には共通して、動物の骨格や樹木の枝を思わせるようなフォルムを感じます。

hiroshima.jpg
■HIROSHIMA アームチェア/制作年:2008 サイズ:W566・D530・H765・SH420

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01.ペリカンチェア [椅子の話]

staff sato

食事をする時、寛ぐ時、仕事をする時、飲む時、日常生活の中で使わない日はない椅子。今回は私達に一番身近な家具の一つ「椅子」を取り上げてみました。

「椅子」の第1回目で私が選んだ椅子は、”あったらいいな ペリカンチェア”です。

制作年:1940 サイズ:W850・D760・H680・SH380
ペリカンチェア2

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仙川PJ 現場報告 [プロジェクト進行中!]

01高本です。

仙川PJの現場状況をお知らせします。

先週から続く、ピット階床(耐圧盤)の配筋工事が完了し、
配筋検査を行いました。

構造設計(YF建築設計)とゼロワンオフィスの立会いのもと、
構造図を見ながら、各配筋の確認作業を行っていきました。
sengawa haikin1

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4001の願い [建築家のオフタイム]

バーバラ・アン キプファー (著)、Barbara Ann Kipfer (原著)
向井 千秋 (翻訳),、向井 万起男 (翻訳)

アメリカで生活する宇宙飛行士の向井千秋さんが入院している友人にプレゼントするために、たまたま選んだ本「The wish list」の不思議な魅力に取り付かれ、自分用と日本にいるご主人に送るため為に2冊購入し、ついには夫婦で翻訳してしまったという本。
4001の願い

内容は10歳から100歳の人に書いてもらったという願いごと。それはほんの小さなものであったり、もしくはとてつもなく壮大な夢がほんの一行程度の短い文章で、たんたんと箇条書きのようにつづられているだけのものなのだが、この本を開いた瞬間、いきなりガーンと衝撃に襲われた。
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パンダスミレ [建築と植栽]

スミレ科のビオラの一種。
花びらが紫色と白で、いったいどこがパンダなのかはわかりませんが、パンダを連想させるので、パンダスミレと言われているそうです。かわいらしい名前にふさわしい可憐な雰囲気が好まれているそうです。個人的にはまん丸な葉っぱもかわいくて好きです。とても強健で日陰でもよく育つ性質でグランドカバーにも好適です。・・・・・とくれば、ふむふむ、、、
特徴を読んだり、写真を見てる限り、これ以上、我が家の北向きのドライエリアにふさわしい花はないだろう!と、早速植えてみました。
パンダスミレあっぷ

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これぞ自然食? [クライアントは僕]

自宅のドライエリアもすっかり新緑に覆われて
柔らかな日さしも差し込むようになってきたので
久しぶりに外でブランチを楽しみました。

今日はメニューの中の一つを紹介します・・・・

朝食とJto


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タマにはタマ川へ [J (愛犬ジェイ)&etc.]

寒い日だったと思うと、次の日は暑かったり、
この春は特に気温の変化が激しすぎると思いませんか?
昨日なんて、北海道は真夏日31度!だって言うんだから。

ぼくは先日、久しぶりに多摩川へ連れて行ってもらいました。
ダイエットしなさいって、いつもように
数百メートルのダッシュをくり返し、くり返しやらされて(?)
へとへとになった後だったんだけど
水を見ちゃあ、なぜかアドレナリンがあふれだす!
結果ご覧のように、またひと走りしちゃった。
じつは、これも計算に入ってるのかなあ?・・・ずるい。
水中を走るジェイ

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