staff 神出
ノルウェーにあるストッケという家具メーカーが発売した木製の椅子です。北欧の豊かな自然は独自のデザイン文化を生み、また健康を考えた人間工学の視点から医師や専門家の協力を得てデザインされており、子供が足を置くための丈夫な足のせ板や座面の板が10段階以上も設定ができ、大人になっても充分に使えます。
デザインはとてもシンプルで座り心地は木のぬくもり奥行きのある座面が安定感をもたらし、長時間座っていても疲れない椅子になっています。

>■トリップトラップ/制作年:1972 サイズ:W457・D492・H785
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身近な家具が自分の幼い時からずっと使えるというのはとても幸せな事だと思います。
私は親の仕事上転勤が多かったため一つの家にずっと住むことによって生まれる家への愛着が正直ありませんでした。しかし自分が幼い頃から使っている椅子があるとなんだかホッとします。
段階を変える時はちょっとしたイベントになり自分も成長したのが実感できるのが楽しくて早く大きくなりたいと願ったものです。
そんな思い出が詰まった椅子に座ることが実家に帰ってきた証でもあるのです。
皆さんにとって実家と言ったら家を思い浮かべるかもしれませんが家に愛着の薄い私にとってはその椅子こそが実家なのです。
ストッケ社
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国家に始まり女性や親、、、、いろいろな品格が本になっていますが、すまいとか建築の品格というのは、まだ目にしたことがなかったのでちょっと考えて見ました。品格、辞書には、「その人やその物に感じられる気高さや上品さ、品位。 」とあります。上品と言うのは豪華さとは違います。分不相応に豪華なのは、かえって下品になりやすいものです。品格には「分相応の誠実な姿」つまり自分の才能、立場や役割において、成すべきことをなし、してはならないことをしないといった、バランス感覚や襟元の正しさといったような意味合いも含むと言えそうです。
では本題の「すまいの品格」を考えてみます。
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それは言い換えると、「すまい」が本来持つべき姿を、分相応に持ち合わせているのか?とも言えます。性能といった技術面での居住性の確保や、暮らしやすさといった人に対しての配慮がなされているか、常識的にあるべきものがきちんとそろっていて、環境や社会(法令など)に対して、してはならないことは決してしないという姿勢と結果。それともう一つ、内装の設えや空間が分相応の品位や気高さを持ち合わせているかということです。
そんなの当り前だろうとも思えるけど、断熱材のないRC住宅なんてはよくある。そう考えると案外すまいの品格なんて持ち合わせていないもの結構ありそうだ、、、、「すまいの品格」を意識して、改めていろいろな住宅を見てみると、「良い家」ってなんなんだろうと考えさせられました。
<次回に続く・・・・はず。>
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この手の記事をよく目にしますが「得か?」という言葉やテーマのせいか、支出する金額の比較ばかりで、「人がそこで生活をする」「満足に対して対価を支払う」という、最もあたりまえの観点が抜けてるところが、むかつきます!笑) 僕ら設計をする立場は、もちろん、コストやスペック、最新設備も大事だけれど、何を一番大切にしているかといえば、言葉にすることが難しく、数字にも置き換えられない「満足」や「幸せ」であったり「喜び」であるわけです。そのあたりにまったく目を向けず、お金の比較計算ばかりしてるのを見てると、何かが欠けていると違和感を感じざるをえないのです。
もっとも、あっちこっちで一生懸命、コストを比較すると言うことは、分譲も賃貸も生涯コストに大差がないということなのかもしれませんし、実のところ誰もわからないんじゃないかとも思います。・・・・と言うことで、このはなし、中身や結果ではなく、すまいに対して損得勘定ばかりしてるそんな姿勢が貧弱なんだなと気が付きました。
staff たか
広島の木工家具メーカー「マルニ」よりこの春発表されたのが、深澤直人デザインによる『HIROSHIMA(ヒロシマ)』。
制作にあたってはハンス・ウェグナーの「Yチェア」に並ぶ定番つくることを目指したそうですが、「Yチェア」と写真のアームチェア、両者には共通して、動物の骨格や樹木の枝を思わせるようなフォルムを感じます。
■HIROSHIMA アームチェア/制作年:2008 サイズ:W566・D530・H765・SH420
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実際に木製イスは、プラスチックや金属製のイスと違い、座った時の力のかかり方が正直に形に反映されるので、材と材の組み合わさる部分には膨らみを持ち、それ以外の部分は自然と細くなっていき、シンプルながらも無駄のない形に集約されていく傾向があるようです。
先日ショールームで実際に座ってみた際も、見た目こそ華奢な印象でしたが、座ってみると体に吸い付くような安定感があり驚きました。説明によると、最終形に至るまでは、深澤さんとマルニの職人さんとでミリ単位の緻密な変更を何度も重ねたのだそうです。
座り心地はもちろんのこと、表面の手触りや光の陰影に至るまで、深澤さんのデザインへのこだわりを感じられるこのイス。その一方で、職人さんの高い技術力が無ければ完成しなかったのでしょうね。
「カッコイイ」と思うイスは、インテリアショップに行けばたくさんありますが、このイスは実際に自分が「使いたい」と思えるイスのひとつです。
マルニMARUNI COLLECTION 2008 BY NAOTO FUKASAWA*ゼロワンでは、マルニの代理店をしています。HIROSHIMAの他、nextmaruniなどをご希望の方はzero-one@01-office.co.jpまでお問合せください。
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staff sato
食事をする時、寛ぐ時、仕事をする時、飲む時、日常生活の中で使わない日はない椅子。今回は私達に一番身近な家具の一つ「椅子」を取り上げてみました。
「椅子」の第1回目で私が選んだ椅子は、”あったらいいな
ペリカンチェア”です。
制作年:1940 サイズ:W850・D760・H680・SH380
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なんともホッコリとした可愛らしい椅子ですよね。未だかつて座ったことがないので使用感の程は分かりませんが、座面の角度といい、肘掛部分がペリカンが翼を広げた時の様子に似ているところから命名されただけあって包み込まれるような感覚になりそうな。
デザイン美と機能美をあわせもった存在感のある椅子のような気がします。家に帰った時にこんな椅子がちょこんとあったらさぞ幸せだろーなあ。椅子って存在感、ありますよね。
作:家具の彫刻家 Finn Juhl(フィン・ユール) 王立美術学校建築科卒 国:デンマーク(コペンハーゲン) フィン・ユールは、家具をより美しく、より心地良い物にすることに努め、自分が使いたいと思う家具を作るという姿勢を崩さなかったということです。正統派の建築設計と同じ思考ですね。
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01高本です。
仙川PJの現場状況をお知らせします。
先週から続く、ピット階床(耐圧盤)の配筋工事が完了し、
配筋検査を行いました。
構造設計(YF建築設計)とゼロワンオフィスの立会いのもと、
構造図を見ながら、各配筋の確認作業を行っていきました。
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耐圧盤と一体となる地中梁、B1階壁の一部配筋も組まれている為、
上から見るだけでも、なかなかの迫力です。

翌日は、仙川プロジェクト初のコンクリート打設日。
まず、コンクリートが運ばれて来た段階で、受け入れ検査を行いました。
検査項目は、
1、スランプ試験(コンクリートの流動性の試験)
2、空気量
3、塩分量
4、含水量
コンクリートの品質を決める各数値をその場で試験し、確認していきます。
全ての項目で基準が満たしましたので、打設作業を開始しました。

コンクリートは生コン車から、ポンプ車に移され、そこからホースでピット階へと圧送されます。
生コンは打設直後から固まり始めますので、打設は時間との勝負になります。
ピット階床の打設まで完了しましたので、続いて地中梁の型枠工事に入ります。
仙川プロジェクト/A・F・I住戸の入居者募集中!
⇒ 参考プランなどは、こちらからご覧ください。
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バーバラ・アン キプファー (著)、Barbara Ann Kipfer (原著)
向井 千秋 (翻訳),、向井 万起男 (翻訳)
アメリカで生活する宇宙飛行士の向井千秋さんが入院している友人にプレゼントするために、たまたま選んだ本「The wish list」の不思議な魅力に取り付かれ、自分用と日本にいるご主人に送るため為に2冊購入し、ついには夫婦で翻訳してしまったという本。

内容は10歳から100歳の人に書いてもらったという願いごと。それはほんの小さなものであったり、もしくはとてつもなく壮大な夢がほんの一行程度の短い文章で、たんたんと箇条書きのようにつづられているだけのものなのだが、この本を開いた瞬間、いきなりガーンと衝撃に襲われた。
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「いつからそんな、つまらない男になったの?」とでも言われているかのように思えた。それが衝撃の正体だったのかもしれない・・・・少なくともハッと我に返り、今の自分は?と、思わず問いたくなるようなショックがあった。
読みつづけていくと、次第に「夢ねえ・・」と言ったため息がふと漏れたりもした。僕の夢はなんだろう?と戸惑ったり、人の夢に勇気をもらったり、ぷっと吹き出したり、新しい発見に驚いたり、さわやかな気持ちになったり、、、、とにかくいろいろな感情がこみ上げてくる自分が判ります。翻訳に加え、向井夫妻が書き足した200 の願い、そのユニークな願いに素敵な夫婦関係や人柄がにじみ出ていて、この本の魅力をいっそう増しています。本を閉じるときはホンワリとした気持ちになっていることが多い本です。実は僕もこの本、女友達にもらったんだけど、なかなkプレゼントに最適な本だなと思いまいまた。
“4001の願い:the wish list"に対して?そういえばちょっと前の日経ビジネス・アソシエ。こっちは「しないことリスト」と来たか!なるほど。思わずこっちも読み直してしまった。
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スミレ科のビオラの一種。
花びらが紫色と白で、いったいどこがパンダなのかはわかりませんが、パンダを連想させるので、パンダスミレと言われているそうです。かわいらしい名前にふさわしい可憐な雰囲気が好まれているそうです。個人的にはまん丸な葉っぱもかわいくて好きです。とても強健で日陰でもよく育つ性質でグランドカバーにも好適です。・・・・・とくれば、ふむふむ、、、
特徴を読んだり、写真を見てる限り、これ以上、我が家の北向きのドライエリアにふさわしい花はないだろう!と、早速植えてみました。
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どーです!?いけてるでしょ!!
これは植えてから一ヶ月ほどたった姿です。
最初ポットで着たときは、まだ小さくて量が足りなかったかな?寂しいかな?と不安でしたが、さすがグランドカバーに最適と言われているだけのことはあって、一カ月ほどでご覧のように、見事に緑一色になりました。植えた当初は半分以上土が見えていたのです。
待望の花も次から次と咲き始めてます。ほんの小さなスペースですけど、こうした緑や花とのふれあいは生活の中でささやかな楽しみになってます。
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寒い日だったと思うと、次の日は暑かったり、
この春は特に気温の変化が激しすぎると思いませんか?
昨日なんて、北海道は真夏日31度!だって言うんだから。
ぼくは先日、久しぶりに多摩川へ連れて行ってもらいました。
ダイエットしなさいって、いつもように
数百メートルのダッシュをくり返し、くり返しやらされて(?)
へとへとになった後だったんだけど
水を見ちゃあ、なぜかアドレナリンがあふれだす!
結果ご覧のように、またひと走りしちゃった。
じつは、これも計算に入ってるのかなあ?・・・ずるい。
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紫色や黄色の菜の花やスミレなどなど
川原はお花がいっぱい、
川には小さな魚がいっぱいでした。
僕的には、あっちやこっちの人みたいに
バーベキューがお望みなんですが・・・
いつも、僕たちは水だけー><;何もないんですね?ご主人。
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