staff kobayashi
お盆前に両親の故郷である岡山県津山市、美作市へお墓参りに行ってきました。幼い頃から年に1回は里帰りをしています。育った地域でないものの第二の故郷という実感が最近出てきました。
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津山市は今年、美作国建国1300年で、わが国の古代史上において、建国の由来が史料で確認できる数少ない地域だそうです。この地域は室町・江戸時代に城下町として栄え、江戸末期に焼失した津山城天守閣の見事な石垣が現在でも残されており、今は公園となっています。
今年はその天守閣の模型を展示する期間限定のイベントがあり、この夏に公開されました。

これ、1/2模型!しかも、発泡スチロールで出来ているそうです。
写真で見ると本物のよう!
実際は、周辺の縮尺と合っていなくて違和感がありましたが、こういった動きが1/1を実現させ、地域活性に繋がるのでしょうね。ご近所も高齢化と過疎化が進み、昔は賑やかだった城下町も静まり返ってきていたので、応援したくなりました。
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staff sato
先週新潟の妙高山に登ってきました。

久々の山登り、最近すっかり動作が鈍くなったJが心配でしたが、好きなことをやっている時は人も動物も元気になるもんですね。

相変わらず船頭は自分とばかりに一番前を歩きます。


中腹までくるとかなり道が険しくなり水量と水流の速さに阻まれこれ以上上に登ることを断念。
下山の前に大好きな水浴びは忘れません。
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そして一休みしながら下山。

「ささやきの路」を歩きながら赤いキノコを発見したり、

川を見つけては水浴びをして涼を取って満足げな様子。

妙高山の登山が途中までだった分、下でかなりの距離歩いて疲れているはずですが、結構元気。
まだまだ大丈夫そうだね、J。
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staff 植田開
唐突ですが、映画 天地明察のレンタルが開始されていました。
荒筋は、算数を用いて正しい暦(こよみ)を導く和算家の姿が描かれます。
映画の詳細は
こちらを見ていただくとして、面白いのは和算という日本の鎖国時代に独自に築かれた算数です。
早速、この本を購入。

和算の歴史から始まり、『塵劫記』(じんこうき)と呼ばれる当時のベストセラー本(!)の存在、映画にも登場する和算家 関孝和について。
そして、生活に役に立つ設問から、世界の奥行きを感じさせてくれるような桁の概念などが紹介されています。
少し抜粋しますと、自分の背よりも遥かに伸びる大木の高さを、正方形の紙一枚と紐と石(重し)を用いて測る方法が当時の図付きで紹介されていたりします。
この便利な生活の知恵は、直角二等辺三角形についての説明で解決されます。
余談は広がり、当時のベストセラー現象についても記述されています。
どうやって本を複製したか、そして、複製に対抗して原本を4色刷りにした結果、印刷技術が大躍進を遂げた等々。
そろそろ、涼しくなる季節ですから、是非とも読んでみてください。
staff 佐久間
2012年の冬に竣工したプロジェクトをご紹介します。
プロジェクト名は"tdk邸"
自由が丘にあるコーポラティブハウス"J-alley"に、新しく入居される4人家族のための改装工事です。

LDKより子ども室を見る
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東西に長いスケルトンの形状を活かし、南側にLDKと子ども室を配置しました。
LDKと子ども室は建具で間仕切ることができます。
子ども室は、お子さまが小さいうちはご家族の主寝室になり、お子さまが大きくなればプライバシーのある居室にもなります。

玄関より廊下を見る
写真正面の扉を開けるとLDKに繋がり、写真左は子ども室と隣接した本棚スペースです。
すりガラスの建具や天井のトップライトから光が入り、北側の玄関でも十分明るいです。

夫婦寝室
tdk邸にはたくさんの本棚があります。
寝室の本棚には、就寝中の地震に備えて転び止めを付けています。
また、スケルトンの形を活かして書斎スペースを設けました。
解体して初めてわかる事がしょっちゅうある改装工事。
お施主さまと、現場との協力があって竣工したプロジェクトです。
01WORKS データベース #18 tdk邸
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どっちをむいて仕事をするのか?
本当のお仕事もその姿勢なり、誰のためになるのかと言う矛先はとても大事ですが、ここでのお話はもう少しお気軽に目線のお話。
我が家のキッチンは対面式と言われるアイランド型のカウンター。
だけれど、むいている方向はリビングでもテレビでもありません。
そうドライエリアのグリーンに向かってます。
暮らしてみて6年を過ぎ、んー、やっぱり正解だったなと。
いつもどっちをむいているのか、何が目に入るのか?
実はとても設計する上で大事なポイントなのです。
staff hamana
先日、赤堤CHの組合結成を終え、残り住戸もあと3戸となりました!
緑いっぱいで、稀にみる整形な敷地。地下駐車場、エレベーターも完備された希少なコーポラをぜひご検討ください!
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赤堤CHプロジェクトwebsiteさて、プロジェクトの現状は、、、
設計チームはスケルトンとインフィルの設計を並行して進めています。
毎日構造、設備との連絡、各メーカーとの打合せを分担して行っています。
そんな中、増えていくものがこちら。。。
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こちらはスケルトンのサンプルの極一部。
外断熱採用という事もあり、コンクリート打放しではなく素材感のある物を。
インフィルはもちろん個別設計なので、種類が多くなります。
使ってみたい素材はたくさんあり、かなり絞ってサンプルを取ってもかさんでいってしまいます。

フローリングやタイル、塗装など、サンプルの山が一瞬で築かれます。
ついには自分のデスクには納まりがつかなくなり、足元に広がり、現在は後ろのデスクにまで。。。
(※写真はお見せできません。お盆までに片付けますっ!)
ただ、「これ良い!」という物に出会えた瞬間はなんとも言えないので、
もうしばらくサンプルは取り続けます!
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今工事中の吉祥寺PJのシンボルツリーを決めに行って来た。
常緑で3階の窓からも見える樹高となると、意外と選択肢は少なく、今回は事前にクスノキあたりに狙いを定めていた。クスノキの生産(!)畑は成田から海岸のほうへ行った場所にある。同じような形、大きさの木がずらりと並ぶ。皆、主の幹がすっと垂直に立ち、整った樹形が整然と並ぶ様は、正に生産という言葉がぴったり。
そんな優等生が並ぶ中、一本だけ先が大きく枝分かれし、途中の枝も暴れるように乱れている木を見付け、迷わずその木を選んだ。さしずめ、農協なら、はねられてしまうのかもしれない。もともと、クスノキはまとまった形のものが多く、ちょっと物足りなさを感じていたので、何百本とあるある中、一本だけあったその木は出会いそのものだと思った。造園農家の人も造園業の人もちょっと驚いていたようだ。笑)。
成田から吉祥寺に移植するためには、根廻しと言って一年前から根を切るなどの準備をしておかねばならない。なので、来年完成の計画なのに今から木を選ばねばならないのだ。これぞ、「根回し」の語源。まことに用意周到な万全の準備、これなしだと、枯れてしまうリスクが高いらしい。
