staff hamana
ここ最近、チームラボをはじめとした、デジタルアートの体験型ミュージアムが多く見られます。
ただ見るだけではなく、実際に身を置くことで空間を感じるという点では、建築とよく似ています。
そんな建築の展覧会も、ここのところ実物大を展示したものがいくつかあります。
少し前には、
安藤忠雄展で「光の教会」が再現されました。
今、森美術館で開催されている
「建築の日本展」では、「待庵」の原寸大が展示されています。
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待庵のような茶室は、実際に身を置くことでそのスケールを体感できます。
躙口をくぐると、2畳の茶室があり、高さもかなり抑えられていますが、座ると自然と落ち着く空間です。
次第に目が慣れてくると、壁に入った藁スサや、角が丸く仕上げられているなど、いろいろな細部が見えてきます。
その他、香川県庁舎で使われている家具なども展示されており、実際に座ることもできます。
また、体感とまではいきませんが、1/3スケールで製作された「丹下邸」の模型は圧巻です。
宮大工がつくったようで、細部まで見どころが満載です。

2、3時間では回れません。
時間に余裕をもって出かけるか、何回かに分けて行く事をおススメします!
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staff 安藤
リセール中のコーポラティブハウス【J-alley-D/自由が丘】は、この度募集終了となりました。ご検討いただき、ありがとうございました。ゼロワンオフィスでは現在リセール中のプロジェクトはありませんが、案件がありましたらまた紹介いたします。引き続きよろしくお願いいたします。
さて、いまゼロワンオフィスでは、新しいプロジェクトの企画を進めています。コーポラティブハウスの大きなメリットの一つである【自由設計】を、【賃貸】マンションに活用させることはできないか、というものです。
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自由設計の事例。入れる本をイメージしながらつくったオリジナル本棚。猫も住む。
@a-blanc 住まい訪問掲載中 「もっと自由に、好きなようにつくれたらいいのに」賃貸住宅にいま住んでいる私も、そう思うことがたくさんあります。好きな家具を選んだり、配置替えをしてみたり、というように、既存仕上げに手を加えずにできる範囲で、自分らしい部屋づくりを楽しむ方法はそれなりにあります。しかし建物の所有権が大家さんにある以上、できることには限界があります。床材をはがしたり、壁紙を貼り替えたりするなんてもってのほか。本当なら壁に埋め込んでつくりたい造作収納も、後付けになります。
コーポラティブハウスは、つくる前に手を挙げてもらうことで、自分が住む家をゼロから設計することができます。しかし賃貸マンションになった途端、大家さんの所有物になり、家賃を払ってその部屋に住まわせてもらっている、という関係になります。当たり前といえば当たり前ですが、これでは自分の家だという感覚は少ないですね。賃貸でも、理想の暮らしを実現できるカタチにした、という気持ちがもっと持てていいのではないでしょうか。自由に設計できるのであれば、家具の選定や配置だけでなく、自分らしさを表現できる選択肢は格段に広がります。
そんな、賃貸暮らしの想いを実現できるプロジェクトを計画中です。
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