staff 安藤
自宅近くの花屋の店先できれいな花が目に入り、思わず手に取りました。ちょうど街で梅を見るようになった頃だったので、梅の花をさりげなく部屋に飾るのも良いなぁと思ったら。店員さんに「桃です」と言われました。
おいおい。梅と桃の区別もつかないのかい、自分は・・・。
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と思って、梅と桃、それから開花期が近い桜の花をよくよく見比べてみると、割と似ていることに気づきます。これまで街で桜と梅を見間違えることはなかっただろうとは思うものの、でも混乱するのも無理はないかなぁ、と自分を正当化しています。
開花期はおおむね梅→桃→桜といったところでしょうか。梅は1月下旬には咲き始めますので分かりやすいですね。ただ最近は冬も暖かく感じるので、梅と桜の両方が咲いているなんてことも多いと思います。桃は桜と開花時期がほぼ重複していて、これからが本格的に咲く時期ですね。
花屋の店先に桃があったのは、桃の節句が近いからか?そう気づいたのは買って帰ったあとでした。もう3月になるんですね・・・。
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staff 安藤
昨日、愛用しているスタビロの水性ペンを紹介しましたが、ボールペンはシェーファーのものをずっと使っています。もう9年くらいになります。
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前職の仲間からいただいたもので、最初はその重さにとっつきにくさを感じましたが、使っているうちに手に馴染み、書きやすくなってきました。
ボールペンで字を書かなければならないような状況がだいぶ少なくなりました。普段の仕事中のメモや書類記入などは、スタビロの水性ペンか、パイロットの直液式水性ペン(VCORN。これもお気に入りで昔から使っています)が便利。シェーファーのボールペンを使うときは、複写式の紙に書く時や、ちょっと緊張しながら丁寧に書く時などで、けっこう限られています。それ以外にもっと手軽なボールペンを使う、ということもないですし、またシャーペンについてはもうかれこれ10年以上使っていません。このようなスタイルになってしばらく経ちますが、特に不便はないですね。
このボールペン、いただいたという物語の影響や、使う場面が限定的で長持ちしていることなどから、文字を書く場面における愛着あるパートナーとして、活躍しています。
これをきっかけに何年か前にシェーファーの万年筆も買いました。ボールペンへの愛着がこっちにも枝分かれして、万年筆でサラサラと文字が書けるようになれたらいいなぁと思ったのですが・・・。こっちは自分で買ったからか、書き心地に慣れないからか、ほとんど使うことなく自宅の机で箱に入ったまま眠っています。これは良くない。
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staff 安藤
スタビロの水性ペン・ポイント88の滑らかな書き心地が良くて、しばらく前から使い続けています。
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千葉に住んでいたころ、近所の文房具屋でなんとなく買ったのが最初のきっかけでした。太すぎず細すぎず、というペンの太さもお気に入り。なんでも、ペン先が金属チップで保護されていて潰れずに丈夫なのだとか。長持ちするなぁ、と思っていました。
昨年自由が丘に引っ越して来て以降、すぐ近くにスタビロのペンを買える文房具屋がなかなか見つからず、困っていました。気に入っている文房具がすぐに手に入らないというのは自分にとって結構なストレスなのです。調べると、二子玉川や渋谷のロフトに行くと買えるようですね。
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staff 安藤
昨年竣工した賃貸集合住宅
【J・court-raijin】。完成後、引き続きクライアントから依頼を受けて、建物管理のコーディネートを行っています。本日も巡回点検を行ってきました。
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昨年2月。ちょうど竣工するころを境に、社会状況は急激に変わってしまいました。完成後もなかなかこちらに来ることができないクライアントに代わり、建物に異常がないか、清掃等管理会社の業務がきちんとなされているかをチェックをし、随時報告しています。現地に来れなくても定期的に建物の状況を確認できて、クライアントにも安心してもらえています。
ゼロワンオフィスでは企画・設計監理業務だけでなく、賃貸入居者募集等サポートをはじめ、空室管理や定期巡回、管理会社による業務の補助なども行っています。

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staff 安藤
暮らしの中の家具の役割について、ここ最近よく考えています。
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コーポラティブハウスを企画する立場として、いままでは「自由設計の住まいづくりでは、思い通りの家をつくることができますよ」というアピールをしていました。家事動線を考えた間取りにするとか、好きな仕上げ材を選ぶとか、浴室に凝るとか・・・力の入れ具合は人によって様々ですが、要は設計段階で自分の好みを反映できる点が自由設計の最大のメリットだと思っていました。
しかし最近は、なにも建築でつくりこまなくても、置くもので自分らしさを表現し、快適さを生み出すことができると思うようになりました。その最たるものが「家具」です。
家具を自分好みのものにする、ちょっと気分転換に変えてみる。暮らしを包む家自体はそれほど凝っていなくても十分に楽しめるのだと気づいた瞬間、なんだか肩の力が抜けて、現在進行形で暮らしを楽しむコツがつかめたような気がしました。
ちなみに私はお気に入りの壁面本棚を中心に、自由設計で住まいをつくりました。本棚には日々新しい本や雑貨が並びます。こうしたものの入れ替わりに目を向けると、暮らしを楽しむきっかけが劇的に増えると思います。
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staff 安藤
自分の身体の声に耳を傾ける、といったらちょっと大げさに聞こえますが、身体を大切にしなければならないなぁと感じることが最近多いです。私の場合37年間、何の不調もなく過ごすことの方がむしろ奇跡で、当然いろいろなことが起こります。体調がすぐれないことに落ち込むこともあれば、驚くほどの回復力に、生命の神秘性のようなものを感じることもあります。
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身体と医療に関する、最近読んでいる二冊の本を紹介します。
「いのちを呼びさますもの」は医師である稲葉俊郎氏のエッセイ。脳なら脳、心臓なら心臓、というように身体の一部分の病を治すという視点から一歩出て、身体の全体性を取り戻すことの必要性を主張しています。頭痛や腰痛といったひとつひとつの症状は、その部分が不調であるだけでなく、別の部分の不調が巡って表出したものかもしれない。だから部分を見るのではなく、身体全体の関係性を見ることが大事なのだ、ということが分かります。
もう一冊の「見えないものに、耳をすます」は、稲葉氏と、音楽家の大友良英氏との対談をまとめたものです。大友氏はNHKのドラマ「あまちゃん」の音楽を手掛けた方として有名ですね。対談からは医療と音楽に共通する芸術性を感じることができ、面白いです。稲葉氏も、「すぐれた医療は芸術であり、すぐれた芸術は医療である」と言っています。
特に、世界的に感染症が蔓延しているいま、どうしたら自分の身体が無理なく快適に過ごすことができるのか、どうしたら身体がSOSを発するのか、真剣に考えるタイミングなのかもしれません。
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