青は遠い色 [murmur語録]

久しぶりの五月晴れ。あまりに青い空を見ていたら
ふと、こんな詩を思い出して、久しぶりに詩集をひろげてみた。

青は遠い色
どんなに深く憧れ、どんなに強く求めても、
青を手にすることはできない。
すくえば海は淡く濁った塩水に変り、
近づけば空はどこまでも透き通る。
人魂もまた青く燃え上るのではなかったか。
青は遠い色。

    
谷川俊太郎 「青は遠い色」より

でも今の気分は、同じ谷川作品でもこっち。

空を越えて ラララ 星のかなた
ゆくぞ アトム ジェットの限り
こころやさし ラララ 科学の子
十万馬力だ 鉄腕アトム

「青」は神秘的、マイルスデイビスもピカソも青にこだわった。
これほどにさわやかな色なのになぜかブルーと言えば、憂鬱な気分を表す。青のイメージはその時その人の鏡。今日も青い星に生きる一人の男のつぶやき。

コメント

 ここカザフスタンでは厳しい冬も終わり、春を通り越して夏になりました。 抜けるような青い空の下で働いています。
 トルコ系カザフ人の民族色はトルコ石の青。 国旗にも使われていて特別な意味を持っています。
  1. 2005/05/17(火) 17:10:00 |
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  3. Marat #-
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先日NHKのフェルメール特集で、彼が多用していた青色の顔料(天然ウルトラマリン)は、当時とても入手しづらく貴重で、金と同等に取引されていたという話を聞きました。
数ある色の中でも、「青」がもつ意味合いって深いんですね。

>ヨハネス・フェルメール
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A8%E3%83%8F%E3%83%8D%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%83%AB
  1. 2005/05/17(火) 20:03:04 |
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  3. Staff たか #sZuoGHFE
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