コンクリートの打設 [プロジェクト進行中!]
staff hamana梅雨入りしましたが、今のところ大きな天候の崩れもないですね。
現場がある身としては、とても助かっています。
「中目黒コーポラティブハウス」では、地下のコンクリート打設が終わり、1階の配筋に取り掛かろうとしています。
さて、皆さんはコンクリートの打設をご覧になった事はあるでしょうか?

打設工、大工、鉄筋工、左官、電気、設備、、、かなり人口密度高いです。
打設日はみんな現場への入りが早いです。ミキサー車がやってくるのを今か今かと待っている状態です。
一台目が到着すると、まず「受入検査」というものを、第三者機関が実施、設計監理はそれに立会います。
コンクリートの固さ、空気量や塩化物量など、設計した強度、品質が確保できているかを確認します。
合格後、打設開始です。(不合格だと、ミキサー車をそのまま帰します。)

ちょっとドキドキする瞬間です。
ミキサー車はほぼ時間をあけずに、ローテーションしてきます。
この「時間」の管理も、コンクリート打設には重要です。
壁の中にコンクリートを流し込むと、下階ではハンマーを持った職人さんが、コンコンと型枠を叩きます。
空気を抜き、隅々までコンクリートが充填されるよう、ひたすら叩きます。

壁が終わると、上階の床にコンクリートを流します。
最後は、左官屋さんが綺麗に均して、打設完了です。

さすが職人です。
コンクリートの打設を見ていると、時間の管理や、施工順序、多くの人数をまとめるという「段取り」が、とても重要な工程だと、改めて思いますね。