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オオイタビ剪定 [プロジェクトその後]

staff 安藤

先週末、ゼロワンの竣工済みコーポラティブハウス「T-treppe」で、
通路部分のオオイタビを剪定するワークショップを行いました。
毎年この時期になるとだいぶツタが伸びてくるので、
入居者のみなさんで自発的に集まって剪定をします。
私も剪定ばさみをもって軍手して、気を引き締めて臨みました。
こんな本格的な剪定は初めてで、うまくできるか不安だったのですが・・・
treppe1.jpg


剪定中の様子。
毎年やっているだけあって、みなさん手馴れた様子でした。


treppe2.jpg


剪定後の通路。
上のフェンスの部分にまで達していたツタを切り、すっきりさせました。


住まい手が自主的に企画してこのような機会を設け、家をきれいに維持させようとする。こういう主体的な取り組みができることが、コーポラティブハウスならではの良さだと思います。管理を第三者に委託することは簡単です。しかし、自分たちでやるからこそ、自分の家に対して愛着をもつでしょうし、普段生活しているだけでは気づかないことが見えてくるかもしれません。


私はゼロワンで新規プロジェクトの立ち上げについて考えています。すると、新しいプロジェクトのことを意識しすぎて、竣工済みコーポラをきれいな状態で維持する、さらにはよりよく成長させるという視点を、おろそかにしていると気づくことがあります。今回ワークショップに参加して、設計者として「生んだわが子を育てる」という立場の大切さを再認識しました。

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