江戸東京たてもの園 [01スタッフより]
staff 植田開先日、たてもの園へ行って来ました。
ここは、歴史的に価値のある建物を移築しそのまま展示しており、実際に内部へ入って見学できるちょっと変った博物館です。
特に、人が住むための建物の展示が多く、早速一件目。

前川國男邸です。
二層分のリビングが気持ち良い。

と思いきや、個室は小ぢんまりと。
一つの住まいの中で、メリハリのあるスケール感が気持ち良いです。

引き続き、こちらへ。

二階の写真スタジオでは、北側に大きな窓とトップライトが設置されています。
建設当時においては、写真フィルムの感度が現在よりも弱く、照明機器だけでは充分な光量が得られないため、安定した自然光の得られる開口計画になっているとの事。
先ほどの前川邸とは異なる、フワッとした明るさのある雰囲気です。

しかし、どちらも(掲載していない建物も)全体構成から細部の納まりまで、本当に粘り強く設計されており、何というか、見ていてエネルギーを貰うようでした。
・・
その後、近くのエリアに展示されている民家を見て回り、見学終了。
反対側のエリアには銭湯などの商業(?)建物もあるのですが、時間切れとなってしまいました。
また、機会をつくって見に行きたいなあ。
江戸東京たてもの園
→→http://tatemonoen.jp/