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崩しの美学 [murmur語録]

ファッションにおいてもラフな着こなしが当たり前になり、インテリアでも、わざと古く見せたり、崩してみせるほうが、カッコよかったりすることがあります。ここ数年でガーデニングもきれいに整った花壇より、ナチュラルなつくりのものが増えてきています。TPOにもよりますが、個人的にはナチュラルガーデンのほうがしっくりきます。
ナチュラル1
これはホテルのテラスに作ったナチュラルガーデン。やや、ぼうぼう、ジャングル。だけど、落ち着きます。
花壇2
一定の間隔をあけ、きれいに植えられた花が並ぶ花壇。 この二者においての違いは雑多に見えるか整然としているかだけでなく、枯れた花や葉の扱いもありそうです。いわゆる園芸店などの常識からすれば、枯れた花柄はすぐに摘むべきだし、枯れた葉は切っていつも青々とした葉だけがあることが大事です。ナチュラルガーデンの場合は花が終っても種が出来るまで自然に任せたりする、おおらかさがあります。花柄を摘むことで次から次へと開花させる効果もあるので、花がら摘みは種類によってはとても大事ですが、今言わんとしているのはそういう話ではなくて、見た目に悪いので取り除くかどうかと言うことです。
実際に作ろうとすると、崩してかっこいいモノにするほうが、カチッと作るより、かなりセンスが必要で難しいですけどね。
ナチュラル2
もう、ぼさぼさに暴れてる下草、だけど、このおおらかさが都会には似合うと思う。
花壇1
これはこれできれいだが、あくまで個人的にはちょっと、物足りない。。。
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