ドタバタの後、競技場編 [murmur語録]

やり直す以上、もっと良い結果になって欲しい!
その為にやり直すんだろうからと思います。

国立競技場はコストが抑えられて、よかった??。本当?白紙撤回の英断に、実はぼくも一瞬、素晴らしいと思ったのですが、すぐに不安がよぎりました。案の定、一番問題と考えられていた高さやボリュームに関しては、仕切り直しでも、ほとんど変更なくそのままのようです。

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計画地隣りの東京都体育館と計画可能範囲の大きさ比較
2015年9月5日「建築エコノミスト 森山のブログ」 http://ow.ly/RXVwB より

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2013年11月9日東京新聞の記事より。古いデータではあるが、参考までに。こんなに大きければ、デザイン以前に単純にコストはかかる。誰でもわかる話しだ。。

新しい事業計画の基本理念は、批判を受けて見直したように見受けられますが、世間的にはコストと実現性ばかりが注目される流れで、デザインや環境、景観は二の次になり、こだわったデザインは悪のイメージさえします。奇抜なデザインがいいとは思いませんが、あまりに無難に堅実にと言う、逃げの姿勢が前面に出ることが良い結果に繋がるのでしょうか?
もっとも、コンペに応募する建築家達は世論に影響されるような人ではないでしょうけれど。

新しい募集要項の中に
「(3)周辺環境等との調和や日本らしさ:  わが国の優れた伝統や文化を世界中に発信し、内外の人々に長く愛される場として、明治神宮外苑の歴史と伝統ある環境や景観等と調和し、「日本らしさ」を取り入れた競技場とする。 ・・・・日本らしさに配慮した施設整備を行うとともに、木材の活用を図る。 」とあります。
しかし、木材の活用を促し、日本らしさを求めるなど、かなり具体的な方向性を示したプログラムですね。日本らしさって、なんだろう?・・・あまり具象的にならないで欲しいけど、わかりやすさも必要なのか?難しい。今は、前回に勝るどんな素晴らしい提案がなされ、実現していくのか期待したいです。

新国立競技場設計コンペ配布資料


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