村上隆の五百羅漢図展 [01スタッフより]
staff maruyama先日、六本木森美術館で開催中の展覧会、「村上隆の五百羅漢図」展と、
建築家ノーマン・フォスターの「フォスター+パートナーズ」展にいってきました。

村上隆の作品は特に好きなわけではなかったのですが、話題になっているしフォスター展ついでに、というかんじで見に行ったところ、予想外にとても良かったです!
東日本大震災をうけて、アーティストとしてなにかしなくてはというような発端で作られた作品で、東西南北を司る四神である「青竜」「白虎」「朱雀」「玄武」の名をそれぞれ冠した4面で構成され、高さ3m、長さは合計で100mあるという大作です。
合計200人のスタッフで24時間体制でつくられたそうで、つくられていく過程の映像が見られたのですが、
アトリエの規模も想像以上の大きさですし、スタッフとのやり取りや添削の資料なども展示されていて200人を束ねられる村上さんの計画性に尊敬してしまいました。
村上隆といえば「つやつやの原色でカラフル」というような薄っぺらいイメージを持っていたのですが、
五百羅漢図は緻密で奥行きがあって、下地の段階でもうすでにきれいで、それが羅漢の羽織ものの柄としてでていたり、
力強くて鳥肌がたつような、圧倒される作品でした。
フォスター展も模型がいっぱいで量が多いので見応えあります。
夜22時までオープンしているので、ついでに展望台で夜景も楽しめちゃいます。
フォスター展は2月まで、村上隆展は3月まで開催中。どちらもおすすめです!