T-Treppe オオイタビの剪定を行いました [プロジェクトその後]
staff 安藤世田谷区弦巻のコーポラティブハウス【T-Treppe】。その名のとおり「階段」が建物を象徴的に形づくっているのも大きな設計ポイントですが、奥行きのある敷地をたっぷり使ったストレートな通路を彩るオオイタビも、T-Treppeを説明するにあたって外せない特徴です。

入居者のその共用部管理に対する主体性もとても強く(それがコーポラらしさですね)、例年植栽剪定や木フェンス塗装のワークショップを自主的に行っています。特に、つる性のオオイタビは日当たりのよい場所を中心にぐんぐん成長するので、気温が高くなる夏前に、一度植木屋さんに剪定してもらっています。今年は雨の影響などもありやや遅くなってしまいましたが、先日剪定を行いました。サッパリした通路は心なしかいつも以上に明るく、そして広く感じられます。
伸びては手入れ、を繰り返すことで日々の成長を感じることができるのが植栽管理の醍醐味ですね。冬前には、また皆さんでワークショップを行いましょう。
T-Treppeも竣工10年を過ぎ、大規模修繕に対する入居者の関心も強まっています。今期、普段目視で確認しきれない部分も含めて調査診断をして、これから実施するべき修繕計画を立案していくのが、直近の課題です。