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壁面本棚をつくりました [01スタッフより]

staff 安藤

私はコーディネート担当ですが、住まいづくりの打合せに参加させていただくこともあります。また、竣工済みコーポラのお宅にお邪魔することもあります。

そこで皆様の「こういう暮らしをしたいんだ!」というこだわりに触れ、私も住まいに関するなにかを形にしたいと思うようになりました。ただ、私は今は賃貸住宅暮らしで、今のところ家を建てる予定もない。じゃぁ何ができるだろうかと考え、以前からずっと憧れていた「壁面本棚」を家具屋さんとつくろう!と決意しました。4月のことでした・・・。

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自宅近くの手作り市で出会った家具屋さんに相談したことで、計画は具体化していきました。自分テーマは「ただ買うのではなく、自分も一緒につくったと言えるようにすること」。実際に本棚をつくったのは家具屋さんですが、寸法を決めて下手っぴなスケッチを書いて渡したのは私です。本棚の一部は机になっていて、本棚の中で勉強する、というようなイメージを伝えました。家具屋さんが送り返してくれた手書きの設計図と自分のスケッチとを見比べた時ほど、自分が設計事務所で仕事をしていることを恥ずかしく思った瞬間はありません・・・

本棚は横幅2.7メートル、高さ2.4メートルという大きさなので、5つに分けて搬入して部屋の中で組み立てるという大作業でした。置くだけだと地震などで倒れる心配があったので、金具で天井に突っ張って固定します。本棚最上段と天井とのわずかな隙間をフィラーと呼ばれる横材で隠すのですが、家具屋さんはそのフィラーをカンナで少しづつ削りながら、隙間にキッチリと納めていきました。職人技です。

本棚の材質はアルダーという木材が好きで選びました。ハンノキの仲間の広葉樹で、比較的軽くて反りなども少ないので家具にはよく使われるようです。ナチュラルな色合いが圧迫感を和らげてくれ、またダイニングテーブルやフローリングの色にもうまく馴染みました。椅子も同じくアルダーで統一し、座面だけ布張りにしました。

完成した本棚を見上げながら、やはり住まいづくりは楽しいなぁと実感(家ではなく家具だけですが・・・)。コーポラ入居後に「つくる過程が楽しかった。もう一度つくりたい」という嬉しい言葉をくださる方がいらしたのですが、その気持ちが分かった気がしました。

こんなにつくってどうするの?と自分でも心配になるくらいの棚の量に比べて、いまはまだ蔵書が少なくスカスカな状態。これからたくさん本を読んで埋めていきながら、本棚と同じように中身のある人間になれればいいなぁ、と思っています。

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