日本の家 [01スタッフより]
staff hamana先日、東京国立近代美術館で開催されている、「日本の家 1945年以降の建築と暮らし」を見に行きました。

戦後の日本の住宅をテーマごとに分けたかなりボリュームのある展覧会で、「日本の家」がテーマですが、ローマ、ロンドンと巡回し、東京は3会場目です。
戦後の復興から、高度経済成長といった時代背景的な流れから、家族構成の変化や、環境を視点においた住宅など、様々なテーマごとに、図面、模型、映像が展示されています。


何と言っても印象的なのは、1/1スケールでつくられた清家清設計の「斎藤助教授の家」。
実際に靴をぬいで上がることができ、絶妙なスケールを体感できます。

また、思わず見入ってしまうのは映像で、私達が雑誌等で見た事がある住宅の施主が登場しています。
建築家との当時のやり取りや、その後の生活について赤裸々に語られており、とてもおもしろいです。
10/29まで開催されていますので、ぜひ時間に余裕を持って行く事をおすすめします。
機会があれば、私ももう一回行きたいです。
ちなみに美術館本館の設計は谷口吉郎、近くには林昌二設計のパレスサイドビルと、そのまま建築見学に突入することもできます。
