スリリングなエンタメ小説 [01スタッフより]

staff 安藤

伊坂幸太郎さんの小説が好きで、以前から読んでいます。書店で新刊を見つけると、つい手を伸ばしてしまうんです。ただ、新しい知識・知恵が得られるとか、内面が研ぎ澄まされて感受性が豊かになるとか、そういうことを期待して読むのとは少し違う気がします。読む前後で自分が変わることよりも、読んでいる時間そのものが楽しければそれでいいのかもしれない。最近はそう思うようになりました。だからなのか、読んだ後に感想を聞かれても、うまく答えられなかったりします。ストーリーを覚えていないこともあったりします。

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最近のオススメは、いま単行本で出ている2冊。「AX」は、「グラスホッパー」「マリアビートル」に続く殺し屋稼業シリーズで、三文判で名前を表示された一人称がコロコロ変わりながら進んでいくスリリングな展開。殺し屋なんだけど実は恐妻家、というキャラクターのギャップも楽しめます。「ホワイトラビット」は人質立てこもり事件をめぐるストーリー。常連キャラクターの泥棒・黒澤が登場するので、彼の小説ファンは二重に楽しめます。こちらはまだ読み始めたばかりですが、いきなり大きな出来事が発生するので、これからの展開が気になるところです。

と、建築とは直接関係のないエンタメ小説の話をしましたが、もっと建築寄りの本も、専門書の類も、読まなければと思っています。そんなときに参考にするのが、「他人が読んで感銘を受けたという本を読む」ということ。結局は他力本願なのですが、不勉強が身にしみて恥ずかしい気持ちになることも多く。もっと勉強しなければ。


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