バイオ燃料 [murmur語録]
経済産業省は、温室効果ガス排出を減らすため、植物からつくられるアルコール(バイオエタノール)を混ぜたガソリンを、08年にも国内で自動車燃料として流通させる方針を固めたそうだ。はたまた、なんとも出遅れた感のするニュースだ。海外では一般的に見られるバイオ燃料も国内では業界の反対もあって、今までは実質ゼロだったという。あのアメリカでさえ、エタノール混合燃料は12%もあるので、日本車もアメリカ輸出用はバイオ燃料対応車になっているという。複雑な気分。
でも、そうだ!身近なところにホッとするバスが走っている。

ここ自由が丘には「サンクスネイチャーバス」と言う、てんぷら油を再利用した燃料で走る無料バスがある。目黒区の施設やお寺に廃油の回収場所が設置されていて、リサイクル燃料の原料にになっているそうだ。京都の公用車も同じ廃油燃料車らしい。
廃油が海に流れるのと、再利用され気体になるのとでは天と地ほどの違いがある。それ以前に化石燃料一辺倒でなく植物油の利用がもっと、もっと普及すればいいのに。
