美術館の入館フリーパスを手に [01スタッフより]
staff 安藤東京ミッドタウンにあるサントリー美術館に行ってきました。
来月末まで「河鍋暁斎 その手に描けぬものなし」を開催中。
ちょっと意味をずらした絵画(雷神の姿かたちをした風神など)や、
不思議な状況を捉えた絵画(鬼を追う七福神など)など、
意味を考えるだけでも楽しい作品が多数展示されています。
サントリー美術館

一番の目的はメンバー登録をして入館フリーパスを手にすること。
いままでずっと敷居が高いと思っていた美術館が、
近くなるんじゃないかと思ったのが最初のきっかけでした。
気が向いた時にさらっと行けたらいいなぁ、と。
入館フリーパスを手に、展示を観て初めて気づいたのは、
「今日、血眼になって全てを観て、目に焼きつけよう」と
思わなくて良いのだということ。
ひとつの展示にそんな何回も来ることなんて想定しないから、
今日ひととおり観て楽しもう、というのがいままででした。
集中して作品を観ることができる反面、
あれもこれもと観ているうちに集中力が切れてきて、
本心とは裏腹に気疲れてしまっていたことが、
美術館へ行くというハードルを高くしていたのかもしれません。
今回作品をサーっと観て、
観ずに飛ばしたものもたくさんあるし、
文章が難しくて読むのを諦めたのもあるし、
それでもまた今度気軽に来てもう一度観てみよう、
と思えたことが一番の収穫でした。