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コルビジェとマイルスデイビス [建築家コラム]

共にモダニズムの代名詞のような人。片やモダニズム建築、もちろんマイルスはモダンジャズである。
50年経った今に至っても、この二人の影響を受けていない人はいないと言えるほど偉大な存在だ。
80年代に安藤忠雄、キーズジャレットが現れ、より洗練されたモダニズムを展開していくが、ベースにはもちろん先の二人がある。
そして今、建築では伊東豊雄に新しい可能性を感じているが、ジャズの場合、今は誰なのだろう?

コルもマイルスも何も彼らがモダニズムを生み出したわけではない。その直前にはグロピウスがいてチャーリーパーカーがいた。
どちらかと言うと、生みの親的なのはこちらだ。そのあたりの考察も面白い。
また、進化を続ける代名詞の二人は晩年、モダニズムからの脱却を自ら行っていることも興味深い。

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