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自分の身体の声に耳を傾ける [01スタッフより]

staff 安藤

自分の身体の声に耳を傾ける、といったらちょっと大げさに聞こえますが、身体を大切にしなければならないなぁと感じることが最近多いです。私の場合37年間、何の不調もなく過ごすことの方がむしろ奇跡で、当然いろいろなことが起こります。体調がすぐれないことに落ち込むこともあれば、驚くほどの回復力に、生命の神秘性のようなものを感じることもあります。


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身体と医療に関する、最近読んでいる二冊の本を紹介します。

「いのちを呼びさますもの」は医師である稲葉俊郎氏のエッセイ。脳なら脳、心臓なら心臓、というように身体の一部分の病を治すという視点から一歩出て、身体の全体性を取り戻すことの必要性を主張しています。頭痛や腰痛といったひとつひとつの症状は、その部分が不調であるだけでなく、別の部分の不調が巡って表出したものかもしれない。だから部分を見るのではなく、身体全体の関係性を見ることが大事なのだ、ということが分かります。

もう一冊の「見えないものに、耳をすます」は、稲葉氏と、音楽家の大友良英氏との対談をまとめたものです。大友氏はNHKのドラマ「あまちゃん」の音楽を手掛けた方として有名ですね。対談からは医療と音楽に共通する芸術性を感じることができ、面白いです。稲葉氏も、「すぐれた医療は芸術であり、すぐれた芸術は医療である」と言っています。

特に、世界的に感染症が蔓延しているいま、どうしたら自分の身体が無理なく快適に過ごすことができるのか、どうしたら身体がSOSを発するのか、真剣に考えるタイミングなのかもしれません。

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