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自分の言葉の一歩先を読む [01スタッフより]

staff 安藤

「自分の行動の一手先や二手先を想像したほうがいいです」自分と同い年の写真家がお悩み相談でそう応えている著書を読んで、一方で先のことを考えずに後悔することが多い自分の未熟さ、浅はかさを知りました。1年前のことです。

なんとなく頭に思い浮かんだ言葉を口にしたくて、その言葉の本当の意味がどうであるか、その言葉がいまの状況に適したものか、を吟味することを怠る。そうして口から出た言葉はたいてい、相手を不快にさせ、誤解させます。言葉の重みをもう少し考える必要があります。

ガンを患うその写真家は「『闘病』という言葉は好きじゃない。闘いととらえると、勝つか負けるかの二択になってしまう。死ぬこと=負け、になってしまう。家族から「負けるな」と言われると銃を構えた敵兵に竹ヤリで突撃させられるような気持になる」と言います。彼の言葉を聞くと、病を背負う人に対する安易な態度が反対に相手を苦しめることもあるのだと気づきます。自分が良かれと思ってした言動が、相手から見たら苦行である、なんてこともあります。

他人を傷つける可能性があるということに気づかないことが、何より怖いことだと思います。だからこそ、自分の言動が相手にどんな影響を与えうるのか、冷静に考える姿勢が必要ですね。

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