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三茶ハウス 隣家との位置関係 [プロジェクトその後]

staff 安藤

【三茶ハウス/太子堂】はいわゆる「路地状敷地」に建つコーポラティブハウスです。前面道路に接している部分の幅はおよそ5メートル。そこから奥まったところに敷地が広がっていて、建物が建っています。旗の形に似ていることから「旗竿地」と呼ぶことも多いですね。

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道路から見て建物の正面に当たる部分に隣家があり、三茶ハウスはその裏に隠れるような位置関係でした。敷地が周囲より若干高いのでそれほど閉塞感は感じないものの、どうしても路地状敷地だと隣接家屋に囲まれるような形になります。ただこうした位置関係を前向きにとらえて、奥行き感のあるアプローチをつくったり、隣地建物との距離感をとった空間を意識的につくったりすることができるのは、逆に路地敷地における建築のメリットです。

先日、正面の隣家が取り壊されて、更地になっていました。そのため、三茶ハウスが完成して以降初めて、ファサードを前面道路から見ることができました。隣家との位置関係も含めて一つの風景になっていましたが、その隣家が姿を消して、今まで見えなかった角度から建物を見ることができます。普段よく見ているのにすごく新鮮な気持ちになりました。

更地に新しく建物が建ったらまた隠れてしまう部分もあるだろうから、いまのうちによく見ておかなくては・・・。


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