馬場璋造とアルフレッド・ライオン [建築家コラム]

馬場璋造さんはご存知「新建築」の編集長を長く務めた人だ。建築を学ぶものにとって新建築は第二の教科書のようなもので、誰もがお世話になっているはずだ。多くの建築家の、、、

blueNote.jpg

名前や作品をこの雑誌を通して知らしめ、更にこの時期、日本の建築が世界に羽ばたいていった原動力と言っても良いと思う。もちろん学生に与えた影響も計り知れない。
今ではコンペのアドバイザーなども務め、建築のコンサルティングを通じ、日本の建築界の発展に大きな影響を与えている人だ。
ご自身、建築学科出身ではあるが、自ら設計をするのではなく間接的にかかわることで建築界に大きな功績を残している。彼の存在なしでは、日の目を浴びる事もなかった建築家も多くいるはずだ。
アルフレッドライオンは、今年のグラミー賞でも特別功労賞を受賞したが、彼も決して自分で演奏をするミュージシャンではない。その卓越した耳と信念でジャズの代名詞とも言えるブルーノートを築き上げた人物だ。ブルーノートがなければジャズがここまで世界中で親しまれる音楽になっていたかは疑問だ。そして、彼がアメリカ人でなく、もともとはドイツ人だったということも面白い事実だ。
偉大なアーティストの存在もさることながら、このように建築やジャズを世界に広める情報の発信者の存在や功績もとても大きい。
⇒他の同シリーズも読む「建築とジャズ」目次へ
URL: