建築は私事? [01スタッフより]
staff..戸田真..冨樫 美穂さんの言葉。
ちなみに、
冨樫美穂(とがし みほ)
株式会社ウィルビー 代表取締役
1976年生まれ。短大在学中に携帯電話を販売する事業に携わり、卒業後に個人事業主として携帯電話の小売及び卸売業を始める。2002年、不動産賃貸仲介業を営む株式会社ウィルビーを設立。
ウィルビー http://www.will-be.co.jp
松庵プロジェクトの仲介をして頂いている会社の1つです。
「ひとは何のために仕事をするのか?」食べる為、生活していく為、好きなことをする為、お金を稼ぐため、成長のためなど、答えは色々あると思う。そういえば、先日のセミナーでも同じ内容の話がでていた。「何のために仕事をするのですか?」の質問に対して、ほとんどの人が上記のような答えだった。これを私の事と書いて「私事(しごと)」といい、仕事ではないとの話だった。では、本当の仕事とは何か?読んで字のごとく「人に仕える事」である。言われれば当たり前だけど、どれだけの人がそう思って仕事をしているのだろうと思う。基本的に仕事は相手(お客様)がいて成り立つのに、自分の為に働くというのはおかしい。この矛盾が仕事がつまらないとか面白くないと思う人の原因になっているのではないかと思う。世の中の働く人が皆、私事ではなく仕事をすればきっと、もっと楽しい世の中になる。その為に出来ること。まずは自分、そして社員が私事ではない仕事をすることだと思う。私の考える仕事は、自分を捨てて相手の為にということではなく、相手の為にすること、相手が喜ぶことが結局は自分にフィードバックされて自分にもプラスになることである。欲がでたり世の中の原理原則を忘れると、きっと仕事ではない私事をしてしまうのだと思う。そうならないよう、常に「何のために仕事をするのか」をこれからも意識していきたいと思う。
とても興味深い文章です。
では、建築はどうであろうか?と。
勿論人のために時間、労力、能力、技術その他さまざまなことを
全力で費やしているが、一方では自分の拘りやその他のことを
実現しようと全力で行っている部分もあるのではないかと思う。
非常に難しい仕事(私事)ですね。