郵政民営化をめぐる攻防 [murmur語録]
あちこちのブログで異常な盛り上がりを見せる郵政民営化問題。せっかくの機会なのに、またも中身の議論をせずに、
ワイドショー的な流れに終始するのか、、、
ならば、まあ、中身の議論はさておいて、
「まずは民営化ありき」でもいいのかな?というような気がする、、、
いや?だったら、
まずは政権交代ありきでもいいのかな??。。。。

そう、最終目標は行財政改革!この国の財政を健全に持っていくこと。郵政民営化はそのうちの1つで、その本質もお金の流れを正そうよと言うことだよね。
となると、小泉さんのプレゼンにはシナリオ、パフォーマンス共に舌を巻く。
構造改革は皆の目指すところで異論はないはず、共産党は正しくて、自民も民主も本当は大差がない。改革だって、むしろ、民主党が言い出したことなのに、郵政民営化に反対すると改革反対派にされちゃって、実際そんなイメージになっちゃう。一瞬にして意に反する立場に立たされて、おいおい、ちょっと待ってよ!と戸惑う姿が目に浮かぶ。
対抗軸を作り、自分の土俵に皆を乗せる。悪者をでっち上げてやっつけると言う構図。海の向こうでよく見られるこの構図だが、選挙にはこれが一番らしい。
でもこれ、選挙だけに言えること?。
「実現したいその心意気と情熱は共感を呼ぶ。」
「判りやすく信念を伝える事で理解者が増える。」
「誠実なマニフェスト」。。。。
普段の仕事にも通じるこの攻防や姿勢がとても参考になる。
今まで以上に中身より、各党の戦略や戦法に興味が湧いてしまうのは、そんなわけ。
「改革を止めるな」の自民に対して、「日本を、あきらめない」じゃあ。。。
民主党にはもっと攻めの姿勢が必要、「これでいいのか!この日本!!」くらい強くしないとね。てな具合(笑)
肝心な中身については、単純に民営化が良さそうに感じるけど、反対派の言い分も読んでると、なるほどと、納得できるから奥が深い。実際にはどう転んでも、一発で世の中が変わるわけないので、その後が大事と言うことなわけね。で、どっちの車に乗ったほうが快適で安全かつ、目的地に早く確実に着くか?という選択なわけか。
やっぱり難しい。どっちがいいんだ?もちろん、第三の道もあるし。