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渋谷区西原の歴史@西原 vol.04 [プロジェクト進行中!]

staff nakano

今回は、西原プロジェクトが立地する、渋谷区西原の歴史について簡単に説明します。

渋谷区西原の周辺一体は、江戸時代は代々木村の一角で、19世紀初めは200戸に満たない寒村でした。その頃、計画地のある西原の高台には、江戸の後期、武家の下屋敷(別荘)・抱屋敷(別荘用地)などがあったそうです。また、現在の明治神宮があるところも、当時は井伊藩の下屋敷だったそうです。
明治神宮
■明治神宮 明治初期になると、武家の抱屋敷数万坪を福田家が買取り、牧場や茶畑として利用されました。その後、牧場の一部は戦後まで残り、現在の福田幼稚園はちょうどその牧場があったところに建っています。西原プロジェクトの計画地も、この福田家が所有していた土地の一角で、現在のように更地になる前は、賃貸アパートが建っていました。

福田幼稚園
■福田幼稚園
ちなみに、計画地の南西には徳川山という徳川家の子孫が所有していた地域(西原三丁目のあたり)があります。この地域は、西武グループの創業者 堤康次郎氏が昭和15年に宅地分譲を行った区域であったそうです。

[関連リンク]
渋谷区役所ホームページ(地名の由来)
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