犬との出会い [J (愛犬ジェイ)&etc.]
最初に犬を飼うことになったのは20年前。仕事先の工事現場近くで当時でも珍しい野良犬が子供を産んだのだ。保健所が何度も捕獲にきているのを目の当たりにし、保健所より先に捕まえないと処分されてしまうと、むきになって子犬たちの救助をした。現場の人たちも俺があいつを連れて帰るとか、親も引き取ると言っていたので、貰い手のなさそうな一番不細工な子と、一番人気であったベージュは遠慮して(誰かが引き取るであろうと)二番目に賢そうな2匹を引き取った。

■放っておけない、あどけなさ。この子が僕と犬の最初の出会いを導いた とは言え、当時ペット不可のマンションに住んでいたため、自宅に連れて帰ることが出来ず困っていたところ、ちょうどその日が「父の日」であったことに気が付いた!にこやかに父の日のプレゼントだと、実家に連れて行った。
こちらの不安をよそに、めでたく快諾で受け入れてもらえることになった。後に、一匹は実家の隣に引き取ってもらうことになり、残るべくして残った受け口で不細工な黒シバの雑種が最初の犬の家族である。