この木何の木?たまげた木 [建築家のオフタイム]

樹皮も厚く、幹周り4-50cmはあろうかという、がっしりとした樹木。
場所は自由が丘から緑ヶ丘のほうに10分ほど歩いたところ。
そう、特別でもなんでもない普通にある住宅街の一角です。
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ヒントは左のほうに見える細かい葉っぱ。(右端に大きく見えている葉っぱはこの樹木のものではありません) 20060919192305.jpg


引いて見てもわかりにくいですね。
答えは、最近、ガーデニングにおいて圧倒的な人気のオリーブの木。
胸くらいの大きさで1万円!20cmくらいで2000円ほどで売られているオリーブの木なのです。通りがかりに葉っぱを見てあれ??オリーブ!えっ??と、とにかくこの桁外れの大きさにびっくりしました。

モノにはそれぞれ見慣れたスケールというものがあり、それを外れると急にかわいらしく見えたり、大きさに驚いたりします。
設計においてもあえて、あえてスケールを外してインパクトを表現することもあります。邪道なサプライズなんだけれども、結構、有効だったりするから困ったものです。
モノにはそれぞれ固有の大きさ、適正なスケールというのもありますが、人間とは勝手なもので、相手やモノの本質や常識ではなく、自分の経験や思い込みが基準になってしまうことが普通のようです。
このオリーブの木にしてみても、たまたま普段見ていたのが小さいだけのことで、この木が異常なわけではありあません。
スーパーキミサワの前にある、自分の背よりちょっと高い2mほどのオリーブの木を見て、立派なオリーブだなあと思っていた僕が感じただけのことです。
世の中、モノの大きさひとつをとっても、まだまだ自分の常識と現実とが異なることもいっぱいあるんだなあと、妙に悟りめいたことを考えました。

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