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こだわりのデザイン--4: 樹木の足元 [ゼロワンの設計を語ろう]

パティオのシンボルツリー足元の処理について。
一般的な鉄製のツリーサークルではあまりに味気ないし、存在感がありすぎてパティオそのものが狭く見えてしまう。ウッドチップや下草というのも能がないし土のままというのも汚れる。そこで考えたのが、、、

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■シンボルツリーは夜、ライトアップされ、道路からもちらりと見ることが出来ます 床材と同じものを細かく砕いて敷き詰める方法。これなら色も素材も同じで違和感なく仕上げられる。石も候補に上がったのだが土間っぽさ、柔らかな感じををここでは作りたかったので石ではイメージが違う。硬すぎる。よくあるタイルもほとんどは上薬を塗ったもので、これでは割った時の断面と表面がまったく違うものになってしまうので使えない。
幸い最近のタイルは種類が豊富で、土をそのまま焼き上げたものも多く出ている、砕いても同じ素材のいわゆる「無垢のタイル」だ。素材そのままなので土っぽさもあり正にイメージどおりのタイルだった。砕いて使うにもうってつけであった。
木の根は水も必要だが呼吸するための空気も必要な為、根回りの土を残す必要がある。水が染み込むのとは反対に土の中の水分が蒸発できるスペースがあって初めて呼吸ができるのだそうだ。
新品のタイルをケースから取り出して、いきなり割り出す様は異様であったが、完成した姿は自然で空間にとても馴染んでいると思う。ちょっともったいない気もしたが、狙いどおりなのでOK。

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⇒他の同シリーズも読む「こだわりのデザイン」目次へ

コメント

住人です。
なるほど、そんなこだわりがあったのですね。我が家はパティオに大きく面しているので、日々植栽を楽しんでます。

遊びに来た友人や、宅急便の業者さんにまで「すごい建物ですね~」と好評で、ちょっと うれしハズカシ。
  1. 2005/03/25(金) 13:49:46 |
  2. URL |
  3. 住人ym #06bs7tWE
  4. [編集]
ymさん、どうもです。ご夫婦同じイニシャルなのですね、どちらなのだろうとオフィスで話題になっています(笑)
シャラノキの芽もふくらんで来ていつでも準備OKといった感じですね。若葉のころの淡い緑がPatioには一番お似合いだと思うので、そのころまた写真を撮りたいなあと楽しみにしています。
J-patioには他にもこだわりデザインがいっぱい詰まっているので、これからも楽しみにしていてください。
  1. 2005/03/25(金) 19:47:54 |
  2. URL |
  3. 伊藤 #GVtlOqMc
  4. [編集]
staff パティオ担当
実はこれ、結構現場では大変だったんです。
現場に少しタイルを多めに用意してもらったのですが、なかなか手頃な大きさに割れず、そのうちタイルも足りなくなって・・・。
結局そのためにタイルを新たに仕入れてもらいました。
さりげないこだわりですが、多くの人の手によって実現したもののひとつです。
  1. 2005/03/26(土) 18:11:01 |
  2. URL |
  3. staff M.M. #/Owiz3dU
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