太陽の光 [クライアントは僕]
ダウンライトのように見えるこの明かり。実は、屋上で集めた太陽光を光ファイバーで地下まで誘導してきた光なのです。太陽が出ていないときは、もちろん光りませんし、日の強さによっても光が変化するあたりも、それはそれで自然のリズムで結構いいものです。紫外線をカットしたやわらかい光も室内ではかなり明るく輝いて見えます。
こんな風に光のデザインもできるところがコーポラティブハウスのすごいところ。

上の写真の左隅に見える緑のアップの写真です。このライムポトス、ここに引っ越して来てからもう8ヶ月が過ぎましたが、一度も外に出したり、自然光に当てたりしていません。驚くことに光ファイバー越しの光だけできれいに育っているのです。

この光りは、絶対に太陽光が届くことがない場所にある玄関から、地下にあるリビング奥の階段室全体に降り注ぎ、途中の寝室からも感じることができます。部屋の奥が暗く沈んでいるのと、明るいのとでは部屋全体の雰囲気がまったく異なります。ちょっと、贅沢かなと思った装置ですが、体験してみてかなり満足です、人にも勧めたいくらいです。
