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牛の丸焼き?? [murmur語録]

先々週、小石川に行ったときの光景です。
夏祭りなのか地域社会に活気があっていいんだけど・・・
牛の2頭分丸焼き大会!!??って
思わずギョッとする垂れ幕に足が止まりました。

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もちろん、牛の丸焼きなんてあるわけはないんだけど、ちょっと生々しくていやな感じの表現だと思いませんか。アメリカ在住の友人が言っていたけど、テキサスでは、今頃の時期はロデオや色々なイベントがあり、正真正銘、連日何十頭もの牛を丸ごと解体して、1キロ級のステーキを出しているらしいから、あながちありえなくもない話だし。。。。
(いや、それとても、アメリカでの話も「解体して」であって、丸焼きはないよな、マルヤキは!たとえあったとしても絶対に見たくないし、想像もしたくない・・・)

前にもどこかでふれたかも知れないけど、英語圏ではウシとは言わずビーフと言う(当り前か、cowやoxと言わずビーフ)、pigと言わずポークと呼ぶ。生きている動物としての呼び方と、食べ物になったときの呼び方を変えるところにデリカシーを感じる。一方、日本語は牛肉に豚肉。歩いているのも牛だし、ブタだし。お皿に乗ってもウシにブタ!下手をすればステーキハウスの看板に牛の絵を平気で書いちゃう。
これが元々は肉類を食さなかった民族の言葉なのだろうかな?逆に食さなかったからなのかな?などと思いました。

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