街が生まれる仙川展 [プロジェクト進行中!]

staff nakamura

仙川の安藤ストリートにある東京アートミュージアムで開催されている『街が生まれる仙川展 ~計画道路で分断された敷地に取り組む~』へ足を運んでみました。
仙川展


メディアでも取り上げられた事が何度もあるので、ご存知の方も多いかもしれませんが、地権者である施主の敷地に計画道路が横断することが決定したところから、物語は始まります。
土地の活用と、街並みに統一感を持たせる事で街への貢献も同時に行いたいという情熱、その情熱に感化されたのは設計者の安藤忠雄氏にとどまらず、民間の企業や、調布市という官も含まれていました。当初の計画が一旦頓挫したにも関わらず、途切れる事の無かった熱い想い、土地活用だけではこうは行かなかったでしょう、仙川の街への想いがあればこそ・・。

詳細は、展示内容に譲るとして、自分の街に愛情を持つという事について考えさせられたという意味で、とても有意義な一時でした。近年、どこでも同じような店舗が並び、駅前に限らず似たような街並みが広がる地域が多い中、その場所を大切に思う地権者がいて、諦めずにそこによりよい街並みを出現させること、ある地権者の街への想いによって生まれたオリジナリティは、この街が好きという住民をきっと増やすに違いありません。

仙川に限らずですが、街を好きである人が増えることは、その場所に家を構える際に街並みへ配慮したいという想いを生み出し、街のポテンシャルが上がり、更にその街への愛着を持つ人が増えると言う循環に変わっていくのではないのでしょうか。今回の安藤ストリートの施主は正にその起爆剤と言えると思います。
日本各地で、その街らしさを誇れる街が少しずつ増えていくといいですね。
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