ヤマボウシ [建築と植栽]
staff 大久保「庭に植えたい樹木は?」というアンケートで上位に占めるのは、
ヤマボウシとハナミズキ。
どちらも落葉樹で、新緑、木いっぱいに咲く花、涼しげな葉が印象的な樹木です。

ただ、2つの樹木の大きな違いは、ハナミズキが日当たりを好むのに対し、
ヤマボウシは半日影向きな事。
ヤマボウシは建物の北側などに植える事が本来、好ましいそうです。
J-alleyのヤマボウシは今年で、6年目。
J-alleyの打放しの壁に映る樹木の影が印象深いです。
ただ、西日やアスファルトの照り返しで今年の夏は多少、元気がないです。

ヤマボウシはもともと日本の山野に多い樹木。
「ヤマ」がつく樹木は、一般的に東京の平地の暑さには弱いものが多いようです。
確かに、自宅のヤマアジサイもぐったりしています。
ただ、水を沢山与えた後の復活ぶりは見ていて驚くほどで、
こちらまで元気をもらっている気さえします。
毎日見ているJ-alleyのヤマボウシ、暑さから開放される日はいつになるのでしょうか。
名前:ヤマボウシ
別名:ヤマグワ(山桑)
学名:Cornus kousa
属性:ミズキ科ミズキ属
花期:6月~7月
形態:落葉高木
地域:本州~琉球、台湾、中国