ボックスウッド [建築と植栽]

staff たか

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■ 春は黄緑色の葉がきれいです。 [J-patio]

直訳して「箱の木」と呼ばれる由来は、その四角く刈り込まれた様子からではなく、実はこの木の特性からきているそうです。

ボックスウッド(別名:西洋ツゲ)は、木材として緻密で強く、均一であることから、古くから木細工などに使われてきました。そして、始めはこの材で作られた小箱を「box」と読んでいたのが、のちに一般の箱についても「box」と呼ぶようになったのだそうです。
試しに英和辞書で「box」を引いてみると、「1.ツゲ(材)/2.箱/3.ボクシングをする」というように、1番目の訳として載っていることからもわかりますね。
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■ 冬は寒気に合うと葉が赤味を帯びてきます。[J-alley]

さて、ランドスケープでは名脇役として活躍するボックスウッド。
明るい緑色の葉が密生するので、洋風の低い生垣や花壇の縁取りなどに利用される事が多く、ゼロワンでもJ-alleyやJ-patioのフロント部分に植えています。唯一の難点は、虫が付きやすいこと。ただ、管理をしっかり行えればその心配はありません。

また、刈り込みにも強く、葉も細かいことから、トピアリー(写真参照)の木としても使われています。

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■ トピアリー。西洋庭園や遊園地などで見かけますよね。

名前:ボックスウッド
別名:西洋ツゲ、ボックスツリー
学名:Buxus sempervirens
属性:ツゲ科
花期:3/20~4/10
形態:常葉低木樹
原産地:地中海沿岸~西アジア
メモ:株立ち状に根元から枝が群生する。枝葉が密生し、葉は明るい緑色で光沢がある。冬期には赤橙色になる。高さ1m。花は特に目立ちませんが、芳香のする白花が咲く。
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