ツツジ(躑躅) [建築と植栽]
staff satoツツジ(躑躅):一般にツツジはツツジ科の植物で落葉性のツツジ類と常緑性のシャクナゲ類に分けられ、世界に850種程の野生種他、園芸種は2000種以上にもなる。(最も樹齢の古い古木は、800年を超え1,000年に及ぶと推定されている。) 4月から5月の春先にかけて、漏斗型の特徴的な形の花(先端が五裂している)を数個、枝先につける。山地に自生し雑種も多い。

春先になると写真のようにきれいなツツジが道路際、家々の庭先やそこここに咲き乱れ、その鮮やかな色が目を楽しませてくれます。
ツツジの種類は数多くありますが、「ドウダンツツジ」((燈台躑躅、灯台躑躅、満天星躑躅、学名Enkianthus perulatus)ツツジ科ドウダンツツジ属の植物。)は、個人的に№1でしょうか。春にすずらんに似た白いかわいらしい花を咲かせ、次に青葉、秋には紅く紅葉して、冬には枯葉を落とし枝のみになります。四季折々姿を変え夫々が美しいですね。建物の前面に横長の面として植込み、その後ろに常緑の生垣を置くと両方が生きて尚良しです。


№2は、「シロリュウキュウ」別名「リュウキュウツツジ」(琉球躑躅)。ツツジに比べ白い小さめな花を咲かせ少し控えめなところが好みです。

一般名:ツツジ(躑躅)
名前の由来:躑躅は万葉集の時代から親しまれており、花が連なって咲くことから「つづき」、また花が筒状であることから「つつ」などと呼ばれていて、次第に「つつじ」になったらしい
学名:Ericaceae
別名:アザレア(azalea)
科属名:ツツジ科ツツジ属ツツジ群
開花期:4~5月 花色:桃・白・赤・赤紫
形態:常緑低木