コラム「住まい考察」#03.地鎮祭 [コラム(blog版)]

地鎮祭とは本来活きている土地を鎮めること。
例えば畑、山林、雑種地などで人が日常の営みを はじめる前に土地の神々に祈りを捧げ、土地を使う許しを願うことであるということから、基本的には過去に家があった敷地や建て直しの場合には必要ないとの声もあるが、現在の地鎮祭は宗教的意義というよりは、施主、設計者、施工者が一同に会し工事着工を祝い、工事の安全を祈願して、これから着工する建物に対する関係者の気持ちをひとつにするけじめのセレモニーとも言えるだろう。 地鎮祭はときには仏教式、キリスト教式などもあるが神道式が一般的である。 式全体の計画を立案し設営・運営・手配や式進行など全般的に施工業者により行われるが、出席者側としても式場の配置や作法程度は知っておいても損はないだろう。地鎮祭を控えている方は、下の図及び表を参考にして当日に備えてみては?

表:◆ 式次第と参列者作法など
※ホームページをご参照ください。



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◆ 式の配置図
1.注連縄(しめなわ):聖域を示すもので、右上隅の齋竹から右回りに張り、四手をさげる

2.齋竹(いみだけ):若竹ともいい、神座の四隅に立てる青竹をいう

3.鯨幕(くじらまく):神座の周囲を張りめぐらせる幕で、青白の幕を用いる

4.玉串仮案(たまぐしかりあん):玉串奉奠の前に、玉串を載せておく台

5.正中(せいちゅう):神座の真正面に通す部分(通路)で、神座に向かって右を上座とする

6.手水桶(ちょうずおけ、てみずおけ):参列者と神官が式場に入る前に手などを清める水を用意した桶

【参考文献】「建築知識」

代表取締役 伊藤 正

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