06.ハニーポップ [椅子の話]
staff 高本椅子ブログ6回目です。
紙で出来た椅子「ハニーポップ」をご存知ですか?

厚手の紙ではなく、薄いぺらぺらのグラシン紙という紙で出来た椅子です。
椅子なので、当然人が座る事が出来ます。
繊細な為、座った部分が、おしりの形に変形します。
そんな椅子ができるのかと疑ってしまいます。 デザイン は、au携帯電話・メディアスキンのデザイナーとして話題の
「吉岡徳仁」によるものです。

■ハニーポップ/デザイナー:吉岡 徳仁/制作年:2001 サイズ:W740×D850×H720×SH430mm
「ハニカム構造」という蜂の巣と同じ構造をしており、
薄い膜でも力が分散され、人の体重を支えられる
そうです。
また、圧縮されたコンパクトな状態で売られ、
横に引き伸ばして初めて椅子の形になります。
透き通るような美しさも併せ持ち、
使う人に驚きを与えます。
デザインのエキスがつまった椅子です。