写真とカメラ [Goods]

今ではほとんどフィルムの写真を撮らなくなった。
カメラの性能も上がり、撮りたいものにカメラを向けて、シャッターを押せばとりあえずは写真が撮れるし、余計なものが写りこんでいれば、パソコンで編集もできるし、明るさだって写真になってから補正出来てしまうから、そりゃ、写真の撮り方だって変ってきて当然だと思う。シロウトなりにデジカメになって変化した写真を撮りかた(建築やその模型写真など静物をターゲットに)を整理してみた。
リコーデジカメ

欲しかったネックストラップを買った。シンプルで細いのがなくて結局、ブランド名入りのもの。笑)写真は上からカプリオR2:スッタフのFJ所有と真中は僕のでGX200、下はTK所有のGRデジタル、HGもGRで、TMはGX・・・皆リコー製。建築関係者の間では圧倒的にリコー率が高いようだ

プロのカメラマンがいつも手にしている「露出計」。光の状態が変るたびに計りながら、なおかつオーバーとアンダー側の露出で同じ写真を複数枚も撮るなど、かなり神経を使っているのが露出。ところがシロウトのデジカメレベルではこの微妙な差はほとんど気にならないし、なったとしてもパソコン上で編集もできてしまうので、あまり意識しなくなった。ポジフィルムで何度も失敗していたのはなんだったんだろうと思う。また、レイアウトなど構図や背景などの雑音もしかり、トリミングやノイズ消去なんてものもやはりパソコンで何とか出来てしまう。するとデジカメで大事なのはパソコンで補修でないところとなるくる。従来とは気にしなければならないところの優先順位が変ったと思うのだ。

まず第一に「ピントと手ぶれ!」こればっかりは修正しようがない。まずこれはデジカメ云々以前の基本。暗くてシャッタースピードが遅くなれば、ぶれやすくなるなんてのは常識として、ここでは、一歩踏み込んで、どこからどこまでピンと合わせるかという、「被写界深度」を意識したい。絞り値によって奥までピントを合わせるのか、ぼかすのか?である。技術論はあちこちにあるのでここでは割愛するが、正にどこに焦点=ピントを合わせるのか、撮りたいところ、見せたいところはここだ!と言うことだ。

第二は「光」光の当たっているところと「陰」になっているところ、「影」が落ちているところを意識したい。人の目の性能は本当にすごい。肉眼ではほとんど意識しない明暗の差、光と影は写真になるとかなり極端にその差が現れるし、やはり意図しない逆光もイメージとは違う写真になりやすい。建築模型であればありえない方向からの光なんて事にもなりかねない。本当はこのように光と陰を捉えられたら、これこそが写真のすべてなのかも知れないほど奥が深い部分であるが・・・ま、まずは光と影があることを意識するところからはじまる。

第三は「何を撮るのか」今撮ろうとしている写真は何を撮ろうと意図しているのかは、しっかりと意識したい。説明用なのか、アピール用なのかによって正確さが求められたり、見栄えが求められたりと違ってくるはずだ。撮る前に今撮ろうとしている写真のタイトルとかコメントを意識するのでもいい。
写真を撮るに当たって、ほとんどの技術的なわずらわしさから開放されたのだから、この3点くらいは意識したい。たったこれだけを意識するだけで、ぜんぜん違った写真になってくるはずだ。
・・・こうしてみると、銀塩写真もデジタル写真も基本は同じかもしれない。

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