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建築家-その2 [建築家のオフタイム]

そもそも建築家と言う呼び方に崇高なイメージを持って未だに自信を持って使えない背景には、親父の存在と師であり今でも最高に尊敬する池原義郎の存在は大きい。
池原先生は大学の教授である前に建築家であると言えるようになりたい。と語っていた。
10代だった僕にとって、大学教授より魅力があり重みのある響きが建築家なのかと、痛烈な印象だった。
その後、大学を早期退官し、そのときの言葉も「これから建築家として励んでいきたい」と熱く、うれしそうに語っておられたのである。あそこまでならないと建築家を名乗れないものなのか!そして、そのときの先生の少年のような輝きのもとがまさに「建築家」なのだ。
実は僕の父親も建築設計事務所をやっている。
今ではすっかり年老いた父も僕の思い出の中ではコンペに明け暮れたり、深夜まで製図版に向かっている姿であった。
父親のいろいろな話はまたの機会にするとして、そんな父親にとっても「建築家」という言葉には特別な思い入れがあったのは、肌で感じていた。
やたらなことでは使ってはいけない言葉が僕の中でこうして出来上がってきたのかもしれない。
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(CG:T-Trppe 設計ゼロワンオフィス)

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