シャープペン [01スタッフより]
staff 濱口筆記用具で何を一番よく使うかと考えてみると、私の場合はシャープペンがその答えになります。まったく意外性はないですが、気軽に描(書)けて、消せる、便利な道具だと改めて思います。他人(ひと)より少し詳しいのではと勝手に判断し、製図用シャープペンを1つ紹介します。
無印良品/低重心シャープペン

こだわり感のないセレクトが飛び出し強縮ですが、
これがなかなかのオススメです。
まずネタをばらしますと、実はこの製品「ぺんてる/グラフギア500」のOEM製品なのです。製図用シャープらしいローレット加工(グリップ部分のギザギザ)、細長いペン先、そして製品名にもある低重心設計によって、昔からの定番商品=無印良品での販売に至っています。
それと気に入っているのが、グリップとペン先の金属部分が一体成型になっている点です。私が左ききだからかもしれませんが、ペンによっては書いているうちにペン先のネジがゆるんでくることがありますが、これはその心配がありません。
長時間の作図など製図シャープ本来の使い方をする場合は、その人の描き方やクセなどで好みが分かれ、もっとローレット加工の深いものや、さらに低重心で重いものなどが求められることもあるのですが、この製品は普段使いとしてはちょうど良いバランスをおさえていると(これもあくまで個人の好みの上での話ですが、)思います。さらになんといっても500円程度という購入しやすい価格が魅力的です。もし今100円のシャープペンを使われているのであれば、少し奮発してもらって一度試してみてはどうでしょうか。
無印商品は0.5mm芯限定ですが、ぺんてるのグリッドギア500は0.3mm、0.4mm、0.5mm、0.7mm、0.9mmの5種類があります。0.4mm芯製品があるのが、実に製図用製品らしいですね。
ちなみにクラフトデザインテクノロジーからもグリッドギア500ベースの製品が出ていますが、こちらはオリジナルのローレット加工が施してあり、お値段は高めです。