槇文彦展 [建築家のオフタイム]
代官山ヒルサイドテラスで行われていた槙文彦展に、最終日ぎりぎりに行ってきました。北米、スイスで最近完成した5つの海外のプロジェクトを中心に、模型、写真、スケッチ集などが展示されてました。
テーマは「光、素材、情景 Light, Materiality& Scenery 」もともと素材を適材適所で、特質を生かした使い方をしてる槙さんですが、あえて素材をテーマにするなんて、ちょっと意外な感じもしました。研ぎ澄まされたディテールの中にも、アルミによる多角形の格子スクリーンやプリントガラスなどを用いて、時代を見据えたスキンの仕掛けや装飾が織り込まれているあたり、未だに成長を続ける槙作品と言った感じでした。