桜上水 探索 [プロジェクト進行中!]
staff ImamuraGW期間を利用して、新プロジェクト地である桜上水を探索してきました。
少しだけ、桜上水の歴史を紐解いてみました。
そもそも、「桜上水」っていう地名の由来をご存知でしょうか?
駅の北側を流れる玉川上水の堤に桜並木があったことから、地名、駅名として使われてきたようです。
その玉川上水の現在は、こんな綺麗な公園として、地域の皆さんに親しまれています。

では、その玉川上水が出来たのは?
1653年(承応2年)に、当時、飲料水不足を解消するために、江戸幕府の命を受けた、玉川兄弟が工事を請け負い、現在の羽村市から四谷までを開削したそうです。
そして、今回のプロジェクト計画地の南側緑道ですが、実は、この玉川上水から分岐した「北沢用水」の址なんです。

高井戸から分岐した北沢用水は、このまま、梅が丘や代沢を抜け、池尻あたりから、他の用水と合流し、目黒川となって、東京湾へと続いていたそうです。
ふと、考えてみると、その流域の地名には、「水」にちなんだ地名が多いと思いませんか?
「井、沢、池、泉、田」
緑道にそんな歴史があったとは、正直、驚きでしたが、計画地付近には、いくつもの緑道が散在しており、それらを散策して、世田谷の歴史に触れてみるのも、面白そうですね。